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第54回(平成25年) |
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佳作
『あしたも、さんかく 毎日が落語日和』
◆安田夏菜
小5の3学期、クラスを仕切りたがる圭介は、幼なじみの春香に「おせっかい」とツッコまれ、「空気の読めない奴」と浮いてしまった。そこに失踪したじいちゃんが現れた。仕事を辞めて落語家に弟子入りし、酒でしくじり破門されたじいちゃんは、昔、取り上げた圭介の貯金を、アマチュア落語コンクールの賞金で返すと言い出した。
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佳作
『まよなかのぎゅうぎゅうネコ』
◆葦原かも
ひとり暮らしのトミエおばあさんが夜中に出会う、ちょっと不思議な四季の物語。どこかなつかしい、ほっとするファンタジー
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第52回(平成23年) |
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新人賞
『よるの美容院』
◆市川朔久子
シャンプーのやわらかな指先に、心を閉ざしていたまゆ子の心がふっくらとやさしくほどかれていく。
言葉を失った少女の再生をていねいな筆致で描く、新しい児童文学作家の誕生!
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佳作
『夜明けの落語』
◆みうらかれん
みんなの前でスピーチなんて、ぜったいできないよぉ!
人前で話すのがなによりもこわい、4年生の暁音(あかね)。もちろん、落語なんて、できるわけがない!? 注目のデビュー作!
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第51回(平成22年) |
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新人賞
『空打ちブルース』
◆升井 純子
「四流高校生」と自嘲する16歳の少年ケージュンは、自分にはしょせん明るい未来も夢もない、と自分の運命を淡々と受け入れているのだが……。 |
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第50回(平成21年) |
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新人賞
『アナザー修学旅行』
◆有沢佳映
様々な事情で修学旅行に行けなかった、クラスもばらばらの6人が一つの教室に集められて、留守中番の三日間を一緒に過ごすことに。
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佳作
『草の上で愛を』
◆陣崎草子
中1の私は、親友のチイちゃんから「競馬場に行かへん?」という意外な誘いを受けた。鮮やかな芝生のグリーンを背景にして、二人の友情と成長をさわやかに描く。
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第49回(平成20年) |
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新人賞
『バターサンドの夜』
◆河合二湖
コスプレ衣装に憧れ、懸命に自分の居場所をみつけようとする中学生の明音。彼女の学校の友人、学外での出会いを通じて、心の揺らぎを活写したYA小説。
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佳作
『サナギの見る夢』
◆如月かずさ
ワタルのクラスでは小学生最後の思い出に男子12人全員で映画を撮ることになった。監督兼脚本を担当するワタルを中心に順調に撮影がスタートしたはずだったが……。
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第48回(平成19年) |
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佳作
『熱風』
◆福田隆浩
ダブルスを組む孝司と中山。立ちはだかる敵よりも2人の熱い闘いから、眼が離せない!
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第47回(平成17年) |
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佳作
『タイドプール』
◆長江優子
父親の再婚をきっかけに、
家族や友だちのことで悩む少女の姿を、
タイドプールの生き物たちの世界と重ねて描く秀作。
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佳作受賞者デビュー作
『ボクシング・デイ』
◆樫崎 茜
クリスマスに一日遅れてプレゼントを開ける日、それがボクシング・デイ。「ことばの教室」に通う10歳の少女がもらったものは、「発音」そして「言葉」という贈り物だった。
第18回椋鳩十児童文学賞受賞作。
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第46回(平成17年) |
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佳作
『カラフルな闇』
◆まはら三桃
気まぐれな母親は、赤。私の過去を知るあの人は、紫。
だれもが、闇の中から自分だけの色を見つけだせるはず。
不幸をもたらす「闇魔女」にゆれる、
女子中学生・志帆の複雑な色模様。
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