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100万回生きたねこJR原宿駅竹下口広告制作日記
100万の生を経て、大切な一匹の猫に出会えた、あのトラ猫があなたの恋を応援しにやってくる……

12月23日(月・祝)〜29日(日)までの期間、JR原宿駅竹下口改札内に「100万回生きたねこ」が登場! ふわもこのねこの毛にさわると、あなたの恋も叶うかも!? 広告制作の様子をレポートします。


原宿駅「恋成就ねこ」ふわもこポスター初打ち合わせ。

絵本と比べて、こんなに大きい!


まず、実際の広告ポスターサイズのふわもこの毛を制作。
このふわもこをトラネコ色に彩色して、ポスターに貼るのです。
薄い色からはじまって……
  
    だんだん色が濃くなっていきました。
ふわもこ毛の彩色完了!次は、大きなポスターにふわもこの毛を貼っていきます。
ポスター(紙)の状態に
  
   彩色したふわもこ毛を貼って、
まるで猫の毛のよう!
これが完成形! 実物はかなり大きいです。
白ねこもご覧のように、ふわもこの毛がつきました。

原宿駅竹下口では、どうやって展示されているでしょうか。実物は原宿駅で!  大切な人と記念写真をぜひどうぞ。

 © JIROCHO, Inc. / KODANSHA
東急東横線 東急車両の女性専用車両を中吊りジャック!
11/25(月)-12/1(日)東急東横線 東急車両の女性専用車両にて、「100万回生きたねこ」が中吊りをジャックします。
今回中吊り広告では、 ”恋”をテーマに抽出した絵本の6つの名場面が展開します。機会がある方は、ぜひ「100万回」車両に乗ってみてください!

■期間 2013/11/25(月)-12/1(日)
■場所 東急東横線 東急車両の女性専用車両
女性専用車両ですが、平日の初電〜9時30分以外は男性も乗れます。

これが中吊り広告です。
1車両が全部「100万回」になります。
 © JIROCHO, Inc. / KODANSHA
愛されて200万部 全国書店にて新帯が登場
刊行から36年、200万部を突破した『100万回生きたねこ』。様々の世代の人々に長く愛されてきた「100万回」は、今回ピンク色の帯で全国書店に登場します。帯の裏面には、読者の方々から寄せられた「100万回」と”恋”にまつわるエピソードをのせさせていただいています。
大切な方へのプレゼントにぴったりの仕様になりました!


↑クリックすると大きくなります。
それぞれの『100万回生きたねこ』 愛されて 200万部突破!
この秋、『100万回生きたねこ』は200万部を突破しました。これにちなんで36年間愛されているこの絵本の最初の担当者の打ちあけ話です。

佐野さんと私(初代担当編集 大石一夫)
 佐野洋子さんが亡くなってまもなく3年になる。私が佐野さんに初めて会ったのが1975年、『100万回生きたねこ』が刊行されたのが1977年。佐野さんとのお付き合いはお互いがまだ若い時期の数年間に過ぎなかったが、『100万回生きたねこ』が生きてきたのと同じ時間佐野さんとずっとおしゃべりを続けてきたような気がする。
 もちろん、佐野さんに初めて会ったのは創作絵本の新作を依頼するためだった。佐野さんは『だって だっての おばあさん』『おじさんのかさ』などの話題作を発表した気鋭の絵本作家だった。あの恐るべきおしゃべり魔という側面はその当時からあった。芸術論から芸能界のゴシップ、人の悪口に噂話、この世のあらゆる事象に彼女の好奇心は向けられていた。私は魅せられた。いつの間にか、仕事のことを忘れてしまい、佐野さんに会うこと自体が楽しみになっていった。
 こうして2年間、毎月のように彼女のもとに通い続けた。新作のテーマを具体的に話し合ったこともないし、催促がましいことを言ったこともない。ただただ、終電の時間を忘れるほど、佐野さんとのおしゃべりに溺れていた。作家と編集者というより、気の置けない仲間のような親密感ができていたのかもしれない。
 佐野さんが『100万回生きたねこ』の構成とラフスケッチを見せてくれたのは突然の出来事だった。いつものおしゃべりの合間にさりげなく出してきたからだ。驚きと感動がいっしょになったような不思議な感じだった。その時の気持ちは今でも忘れていない。そして、その作品がその後30年以上にわたって読者に読み継がれることになるとは思ってもいなかった。『100万回生きたねこ』は佐野さんのものでも私のものでもなく、読者が守り育てていくものなのだ。
ミュージカルとドキュメンタリー映画が描いた『100万回生きたねこ』
 すでにこのコーナーでもお知らせしていますように、『100万回生きたねこ』は、昨年12月よりドキュメンタリー映画が、今年1月8日よりミュージカルが始まりました。
 どちらも好評を博しています。(チ)は、それぞれ2回観てきました。

 映画は、絵本『100万回生きたねこ』を通して、複数の読者のそれぞれの人生のひとコマが語られ、それらの人生を貫くように生前の佐野さんの肉声が挿入されています。また、自著のエッセイ集のなかで「100万回」に触れているくだりも紹介され、佐野さんにとってこの絵本は、人生そのものの昇華であり、さらには、多くの人に読まれているという事実によって、自身がそのことに気づくほど、巧まずに生まれたものだったことがわかります。
 北京での子ども時代、引き揚げ、そして大好きだった兄の幼い死が、この絵本を生み出したと同じくらい、愛するものとともにありたいというシンプルな気持ちが、佐野さんのなかに強くあったのだと改めて感じ、そして、私はお葬式の日のことを思い出していました。
 その日もカメラを回していた監督の小谷忠典さんとプロデューサーの大澤一生さん。
 彼らの勇気とガッツが独創的な映像を作りました。

 ミュージカルは、映画よりさらに以前に、やはり佐野さん自身によって許諾され、動き出した企画です。脚本の制作、キャスティング、演出家の決定など、段階をひとつひとつ踏んで、東京芸術劇場のリニューアルに伴うプログラムのひとつとして丁寧に作られました。野田秀樹さんが劇場の総監督に就任されたことも大きな注目を集めました。
 実際の舞台は、主役のふたり――森山未來さん、満島ひかりさんの魅力で牽引されていくのですが、脚本が原作のエッセンスを捉えながらも新しい世界観を展開している点が、とても面白く、楽しめました。ねこが死んでは生まれかわるのを、こう表現するんだ、とか、女の子は定点観測者なわけね、とか。そして、出演者たちが投げ合う、遊びのような軽妙な台詞の中に、キラリと真実が見えるのでした。
 なかでも、「おれは 100万回も しんだんだぜ。」と繰り返し言い募るねこに、白いねこが突きつける台詞が出色ですが、これは書かずにおきましょう。
 映像でも芝居でも、絵本と同じものをつくるなら意味がないんだよ、と常々言っていた佐野さん。はからずも、ふたつの作品を通して、絵本の底力を見た思いです。(チ)


※ 上映、公演についての情報は
「ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ」公式サイト
「ミュージカル100万回生きたねこ公式HP」
でそれぞれご確認ください。 
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『100万回生きたねこ』に森山未來さん、満島ひかりさんからメッセージをいただきました!
ミュージカル「100万回生きたねこ」の主役、森山未來さん(とらねこ)と満島ひかりさん(白いねこ)から、絵本『100万回生きたねこ』の帯にメッセージを寄せていただきました。
この帯が巻かれた絵本は、全国の書店店頭にてご覧いただけます。

森山未來さんのメッセージ

満島ひかりさんのメッセージ
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「100万回生きたねこ」がミュージカルになります!
東京・池袋芸術劇場(芸術監督:野田秀樹さん)にて、2013年1月8日からスタートするミュージカル「100万回生きたねこ」の制作発表記者会見が、8月に都内で行われました。
主演は森山未來さん(とらねこ)と満島ひかりさん(白いねこ)。今活躍がめざましい注目のおふたりです。演出・振付・美術にインバル・ピントさん、アブシャロム・ポラックさんを迎え、大人も子どもも楽しめる舞台が完成間近! この日、来日中のおふたりも出席、招待された一般のお客さま100人と、ねこのひげをつけて、大いに盛り上がりました。
チケットは現在好評発売中です。
東京公演のあとは、大阪、北九州、広島での公演も予定されています。
詳しくはミュージカル「100万回生きたねこ」公式HPをご覧ください。

左からポラックさん、満島さん、森山さん、ピントさん

満島さん、森山さんによる原作絵本の朗読
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ドキュメンタリー映画になった「100万回生きたねこ」。読者の人生が、絵本に重なります
 生きづらさを抱える読者たちが、絵本『100万回生きたねこ』を通して、その人生を語り、作者の佐野洋子がこの作品にこめた思いを浮かびあがらせます。
 佐野洋子の人生の原点とも言える北京を女優・渡辺真紀子が訪ね、インタビュー、映像をオムニバスに構成したドキュメンタリー映画。作者本人の生前の肉声も収録されています。
 2012年12月から、渋谷アートフォーラムにて公開(予定)。
韓国・釜山国際映画祭招待作品
監督:小谷忠典 音楽:コーネリアス ほか
詳しい情報は、「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」公式サイトをご覧ください。
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佐野洋子さんの事務所「オフィス・ジロチョー」からのお知らせです
古くなった『100万回生きたねこ』の絵本をお譲り下さい。
落書きがしてあったり、破れていても構いません。
みなさまの思い出の詰まった“とらねこ”をエピソードとともに一同に集めたいと思います。
集めた絵本は、今後、展覧会などで使用させて頂く可能性がありますので、
その旨ご了承下さい。
改めてご案内をお送り致します。
フォームをプリントアウトして頂き、必要事項をご記入の上、絵本と一緒に編集部にお送りください。特製カードを差し上げます。また、絵本は譲れないが、写真だけならという方も歓迎です。
フォーム
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私の『100万回生きたねこ』
2007年、刊行30周年を記念し、各界のみなさまからいただいたメッセージをご紹介します。(順不同)

藤井フミヤ(歌手・アーティスト)
じつは私たちもこのねこのように、何かがわかるまで
100万回生まれ変わってゆくのかもしれない。



柳田邦男(作家)
この絵本は、一頁ごとに言葉と絵をじっくりと味わい、瞑目してその頁のエピソードに自分の人生を重ね合わせる読み方をするとよい。そのうちに、《ああ、自分にもこんな傲慢さがあったなあ》と思いがめぐり、いつしか生きるうえで本当に大事なものは何かを考えるようになるだろう。そして、愛すればこその悲しみや「生と死」の本質を理解できるようになった自分に気づくだろう。これはまさに色即是空、般若心経の世界を描いた絵本なのだ。



西原理恵子(漫画家)
しあわせに 死ねたなら
そんな いいことは ない。



小島奈津子(キャスター)
一歳の娘と読みました。
娘は100万回泣いたねこの絵を見て、「えーん、えーん」と泣く真似をしました。
彼女が大人になって、これを読んだら、100万回目にやっと自分らしい生き方を見つけ、
初めて泣いたねこの涙をどうとらえるのでしょう。
時を経て、何度も読み直したい絵本です



黒田知永子(モデル)
なんでとらねこは100万回も死ぬの?
なんで生まれ変わるの?
素敵な絵と、どんどんふくらむ“不思議”を子供と共に楽しめます。
何回も生まれ変わって、やっととらねこは自分より大切な、
自分をとても幸せにしてくれる“愛”を知り、
そしてもう生まれ変わるのをやめます……。
こうやって何回も生まれ変わって私たちも本当に大切なものを探すことができたら!?
ちょっと欲張りかな?
今はもう大きくなった娘の、この本を読み聞かせていた頃の可愛らしさを思い出し、
懐かしさと共に久しぶりに不思議な世界を楽しみました。



吉田照美(フリーアナウンサー)
「恐ろしいほどの喪失感」
『100万回生きたねこ』を読んだのはもう二十数年前のことだ。
その頃はやたらと日本や世界の絵本を手当たり次第に読んでいた頃で、素敵な作品にもかなりの数出会うことができた。
ところが、『100万回生きたねこ』は素敵どころではなかった。
とんでもないほど、グサッと刺さってくる作品だった。難しい話でもなんでもない。
人生に大切なものがどんなものであるのかを教えてもらった。
こんな絵本があることが驚きだった。

そういえばその時より十年位前だ。
僕が社会人になりたての頃、似たようなことがあった。
全く期待もせず油断して、あの名作と言われているフェリーニ監督の『道』 という作品を見終わったときに似ている。

人間、毎日何気なく普通に暮らしているうちに、生きることへの感謝の気持ちが薄れていく。
在るのが当たり前になっているものが無くなった時の喪失感。
『100万回生きたねこ』は、僕の背筋を今でも伸ばしてくれる。



青柳祐美子さん(脚本家)
ねこは9つの命をもっていると言われていますが、この本の主人公のとらねこは、なんと100万回もの命を持っていました。そして、それをとても自慢していました。でも、幸せそうではありません。王様のねこだった時も、船乗りのねこだった時も、サーカスのねこだった時でさえも。
私がこの本に出会ったのはずいぶん大人になってからでした。そして、子供の時に読んでいたらよかったなと、どんなに後悔したことか。100万回の人生とまではいきませんが、かなり多くの時間、遠回りしていたからです。他の人から見て、どんなに恵まれた環境に生まれていても、素敵な経験をしていたとしても、なんだかピンとこない時ってあるでしょう? それは、幸せとは、本当はもっと別のなにかかもしれないというサインなのです。
毎年、自分のお誕生日に、この白いねこは、自分にとってなにかを考えてみるのもいいかもしれません。私は、去年の自分のお誕生日に、「やっぱり人を思う気持ちほど、満足感に満たされることはないのだな」と、思いながら読み返しました。この本には大切なことがたくさん詰まっています。そして、大人になっていくたびに、それがなにか分かっていくでしょうし、きっと形を変えていくでしょう。
みんなも、自分よりも大事にできるなにかを探す地図として、この本をいつもそばにおいてみてください。(読売新聞2005年1月17日 夕刊より)



金原瑞人さん(翻訳家)
この絵本を最初読んだとき(もう大人になってから)、すげえなと思った。こんなふうに、ばすばす書いた文章を、ごろんと読者の前に転がして、この絵だもん。たぶん、テーマなんかないし、メッセージなんてものもないんだと思う。それなのに、いつ読んでも、ぐぃっと食いこんでくる。絶対にやさしくなんかない。だから、「ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした。」という最後の一文を読んでも、泣かない。というか、泣けない。つきささった爪が痛くて。まったく、この絵本は、たちの悪い野良猫みたいに凶暴なのだ。



MAYA MAXXさん(イラストレーター)
『100万回生きたねこ』
私がこの本に出会ったのは大人になってからでした。それもそうですよね、1977年初版ということは私は16歳ですから。20歳頃に初めて読んだ時も、それから後に何度もふと読んだ時も、今読んでも、最後のページをめくった時に立ち起こる気持ちは全然変わりません。なんだかじっとしていられなくてこの場から全力で走り出したくなるような、全力で泣きたくなるような、全力で喜びたくなるような気持ちの渦が立ち起こります。
たくさんのものや自信を持っているねこが、何も持っていなくても世界に満足してすっくりといる白いねこに出会って「ねこは、白いねことたくさんの子ねこを、じぶんよりもすきなくらいでした。」と思うところが私は大好きです。こんなにさりげなく「愛」というものを、愛がなければこの世を生きるということに意味はないということを表現できるなんてすごいなあと感動します。
私が絵本を描くようになって、ずっと心の中で目標にしているのはこの『100万回生きたねこ』です。いつかこんな風に「愛」とか「生きる」とか「世界」とかについて語った絵本を描きたいといつも願っています。でも難しいです。進めば進むほどその難しさが分かってきて、ヘナヘナしてしまいます。
それにしてもいつも思うのは、私がこの本をこどもの頃よんでいたらどう思ったのでしょう。それをこどもの頃読んだ人たちに聞いてみたいなって思ったりします。
「こどもの本」(日本児童図書出版協会)2005年6月号より
私の『100万回生きたねこ』

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