第33回講談社絵本新人賞佳作受賞 
北村裕花の制作日記(前編)

はじめまして。
2011年の講談社絵本新人賞で佳作をいただいた北村裕花です。
ありがたいことにこの度、初めて絵本を出版させていただくことになりましたので、受賞から出版までの流れを書いてみようと思います。

思い返せばはじまりは去年の授賞式。
審査員のうちのお一人、中川ひろたかさんに「一緒に組みたいね。」と夢のようなお言葉をいただき大感激。
私にとってははじめてつくる絵本! 
どんなストーリーなのかな? 
中川さんの期待に応えられるかしら? と不安もあったけれど、いざお話をもらって担当編集者わんこさんと三人でイメージを広げていったら「ぽっ」と具体的に絵が浮かんできて、これは楽しんで描ける! とわくわくしてきました。

大まかなラフの次の原寸サイズのラフ。
完成イメージを膨らませるために色をつけてみたり。

ラフを見てもらって中川さん、編集わんこさんから「なるほど。そうだな~。」と思うようなご指摘をいただくたびにプロの方々と一緒にお仕事ができる喜びと心強さを感じました。

背景があまり変わらないお話なので、登場人物たちを愉快に描こうと意識しました。

あと少しだ~! と途中経過を撮影。

そして全ての絵が完成! 
編集わんこさんに見せたはいいけれど、「あれ、サイズが大きい……」「鬼の金棒、途中から色が違いますね!?」などなど、自分で描いておきながらおかしな点が続出!
……ということで、今回編集わんこさんやデザイナーさん、印刷所の方などにたくさんのご面倒をおかけしてしまったと思います。
すみませんでした~!
以後気をつけます!

そんなこんなで、多くの方々のご協力があって本にすることのできる喜びをかみしめている今日この頃です。
なんともまとまりのない文章になってしまいましたが、とにかく自分が楽しんで描けたので、それがみる人(こども)達にも伝わればいいなあと思います。

北村裕花(きたむら ゆか)

2011年講談社絵本新人賞佳作を『おにぎり忍者』で受賞。本作が絵本作家としてのデビュー作となる。

講談社の創作絵本
『かけっこかけっこ』 中川ひろたか/文 北村裕花/絵

秋の運動会シーズンにぴったり!
小さな男の子がウサギやクマたちとかけっこ、かけっこ~。
走った先には居眠りライオンが! 目をさましたライオン
がみんなを追いかけて大ピンチ! びっくりしかけの大ジャンプで……?
講談社絵本新人賞佳作受賞作家のデビュー作!

講談社 絵本新人賞 募集要項 講談社 絵本新人賞 経過と報告 講談社 絵本新人賞 Q&A 講談社 絵本新人賞 既刊

おすすめの絵本

  • もったいないばあさん

    もったいないばあさん

    真珠 まりこ/著

    「もったいない」って、どういう意味?

    きょうも あの ばあさんが やって きた――もったいない こと して ないかい?

  • だいじょうぶ だいじょうぶ

    だいじょうぶ だいじょうぶ

    いとう ひろし/文・絵

    おじいちゃんと散歩しながらわかったこと。道ばたの小さなものにも声をかけるおじいちゃん。楽しい散歩をしながら不安なことや怖いものも知ったぼく。ぼくはこのままちゃんと大きくなれるんだろうか?

  • ほしじいたけほしばあたけ

    ほしじいたけほしばあたけ

    石川 基子/作

    タマゴタケやキヌガサダケ……いろいろなきのこが暮らすきのこ村は、いつもにぎやか。そんなみんなから敬愛されているのが、ほしじいたけと、ほしばあたけ。ある日、村の子どもが谷から落ちてしまい、それを聞いたほしじいたけは、体を張って助けようとするのですが……。

  • うめじいのたんじょうび

    うめじいのたんじょうび

    かがくい ひろし/作

    今日はうめじいのたんじょうび。ところで、うめじいって、いくつなんだろ? 100さい? 200さい?? 1000さい!? 浅漬けきゅうりや、たくあんや、らっきょう漬けや千枚漬けが梅干しのうめじいをかこんで、たんじょうびを祝います。

講談社新人賞 既刊

講談社絵本新人賞 既刊一覧を見る