絵本「あらしのよるに」が歌舞伎に!
~親子読者観劇レポート~

あらしの夜にめばえた、オオカミとヤギの、奇跡のような友情の物語――あの名作絵本「あらしのよるに」が、中村獅童さん主演による京都南座の九月花形歌舞伎として上演されました!
現代作家の絵本が歌舞伎になるのは、初めてのことです。


絵本「あらしのよるに」シリーズ
きむらゆういち/作 あべ弘士/絵 講談社






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★親子読者観劇レポートをお届けします。

京都南座九月の新作歌舞伎「あらしのよるに」の公演は9月26日の公演をもちまして千秋楽となりました。
連日大入りの人気公演をご覧になれなかった皆さんにも、その様子を少しでも味わっていただきたく、9月6日に行われた親子読者による観劇の様子をお知らせします!



南座は歌舞伎発祥の地に建つ由緒ある劇場です。立派な建物に圧倒されそう!でも見慣れた「あらしのよるに」という看板に緊張も少しゆるみます。

9月3日の初演から4日目の日曜日。なんと満員御礼の看板が出ていますね。チケットはすべて売り切れの大人気です。

場内に入り原作者のきむらゆういち先生と記念撮影をしました。向かって左から、今村くん(4年生)、田井さん(4年生)、岩本さん(6年生)、みんな歌舞伎は初体験だそうです!



歌舞伎を見る前に、きむら先生から、歌舞伎の楽しみ方や見どころをお話ししていただきました。きむら先生ご自身も、「歌舞伎って難しいんじゃないか」と思っていたそうですが、「見てみたら、これが面白いのなんのって!」初日から毎日見ていても毎回少しずつ違うので楽しさは倍増だそうですよ!

 


つぎに、南座の藤田支配人が、場内を案内してくださいました。

舞台を上から見下ろすと、こんなふうに見えます。まだ大道具の準備中という、めったに見られない様子にドキドキしました。劇場の建築様式や歌舞伎の歴史についてもいろいろと教えていただきました。


さあ、開演のブザーが鳴りました!いよいよ「あらしのよるに」の歌舞伎が始まります。
いったいどんなお芝居になっているのかな?
獅童さんにサインしてもらった「番付」(お芝居のパンフレットのこと)を手に、席に着くと、そこはもう歌舞伎の世界…
 

難しいかもと思っていたセリフも聞き取れたし、オオカミの「がぶ」とヤギの「めい」が客席まで入ってくると、みんなのすぐそばをセリフを言いながら通って大笑いのシーンもあったり、「古典芸能」や「歌舞伎」の世界がぐっと身近に!

 
終演後は楽屋にお邪魔して記念撮影もさせてもらいました。
なんと、獅童さんは「がぶ」の役のままでみんなを待っていてくださったんです!
汗びっしょりの獅童さんのすぐ傍に立つと、演じることの迫力をひしひしと感じました。
撮影の時は声をそろえて「あらしのよるにー!」で、ニッコリ笑顔。
 

数日後、参加した皆さんから獅童さんに感想や御礼のメッセージが届きました。


今回は「新作」の歌舞伎として上演された「あらしのよるに」ですが、この先ずっと繰り返し上演されて、皆さんが大人になったときに今度は自分の子どもたちと観劇したり、さらにいつかは「古典」の歌舞伎になる日も夢ではないのかもしれません。
それが400年の歴史を持つ「歌舞伎」のすばらしいところです!

【場所】
京都四條 南座

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