第41回講談社絵本新人賞受賞 
渡辺陽子の制作日記
第1回「奇跡のはじまり」

はじめに、このたびの新型コロナウィルスに罹患された皆様と、感染拡大によ り生活に影響を受け
られている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

はじめまして。「にんじゃいぬタロー」で新人賞をいただきました。渡辺陽子です。
改めまして、選考委員の皆様、ご指導いただいた先生方、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

昨年9月の授賞式からあっという間に、4月下旬です。
出版が本年の9月頃ということで、制作日記は4月からのスタートとなりました。これから月1回、制作日記を書かせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。今回は、受賞のお知らせから、年賀状作成までを書かせていただきます。

絵本作家に憧れる普通のおばさんの私に、奇跡が起きたのは去年の夏のことです。
7月下旬、「ピンポーン」と自宅のチャイムがなり、講談社から最終選考に残った旨、速達が届きました!!! これは夢か!? と思いつつも、覚めないうちに大慌てで必要事項に記入し、走りに 走って 郵便局から返送しました。一昨年の応募では、一次通過も叶わなかったので、最終選考に残ることが出来て、飛び上がりたい気持ちでした。


それで、、、すっかり満足していました。


それが、なんと! 8月初旬、「ビービービー 」携帯電話がなり、新人賞受賞の連絡があったので
す!!!!!!!!! その時は、予想もしない出来事に、「どうしましょう」「どうしましょう」と連呼し続け「あの、受けて下さるんですよね?」と、聞き返されるありさま。。。あまりの驚きにそれから3日間眠れませんでした。
(はっとりひろきさんも、日記に書かれていましたが、本当に眠れなくなるんですね。。。)

そして9月12日の授賞式。
目の前にそびえ建つ講談社のビルにおののき、受付でアタフタしながらも幼児図書編集部へ、、、式の前に編集担当のKさんと打ち合わせがありました。Kさんは素敵な方でホットしたのですが、、、打合せの結果、かなりの直しになりそうで、どう直したら良いのかと、頭が混乱したまま授賞式へ。授賞式は最上階にあるラウンジで行われました。表彰式とスピーチがあり、他の受賞者の方々は堂々と楽しいスピーチをされたにもかかわらず、私だけ原稿を読み上げる始末、恥ずかしくて、思い出すと手が震えます。

授賞式後、同じフロアーで会食となり、審査員の先生方から作品について、貴重なお話を頂き大変勉強になりました。歴代の受賞された方々もお見えになっており、「毎年、同窓会みたいな感じで集まる」とおっしゃっていました。その後、場所を変えて2次会が行われたのですが、、、あちらを見ても、こちらを見ても、著名な作家さんばかりで、終始圧倒されておりました。帰りは、方向音痴の私を、編集部の皆様が、駅までわざわざ送ってくださって、護国寺駅の階段を下りながら、胸がジーンと熱くなりました。

いただいた賞状。時計は、今も隣で時を刻んでいます。

それから、ラフの修正に頭を悩ませていた10月中旬。
「たいへんですー!年賀状/講談社 K」いうメールが来ました。恒例の幼児図書編集部の年賀状を私も書かせていただけるとのこと、悩みながらも2案提出して、有難いことに部内で多数決を取ってくださり、出来た年賀状がこちらです。

この年賀状が、みなさまの所に届いたのかと思うと感無量です。

さて、現在はというと、原画彩色の真っ最中で、丁度、見開きの12ページ目にとりかかっています。5月末に原画を完成させたいのですが、、、表紙や見返しもまだなので、余裕はありません。とにかく頑張ります!! 5月末というと、今回の絵本新人賞の締め切りと同じですね! 困難な状況ではありますが、みなさん必死に制作されていることと思います。私も頑張ります!!

では、では、次回は、ラフの直しについて、書かせていただきたいと思っています。

新型コロナウィルスが一日も早く終息し、平穏な生活を取り戻せるよう心から願っております。

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