お父さん、お母さんよりまえから生きていて、小さい頃のことも知っている。
やさしい、かしこい、たすけてくれる、でもいたわってあげなきゃ……。
そんな、おじいちゃん、おばあちゃんは、絵本によく登場します。
ユーモラスなものから、ぐっとくる感動作まで、バラエティー豊かです!
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「もったいないこと してないかい?」
もったいないことをしていると、「もったいな~い」とやってくる「もったいないばあさん」。ちょっと怖いけれど愛があって、いろんなことを教えてくれるおばあちゃんです。ちなみに、絵本に出てくる男の子の祖母だと思われることが多いのですが、そうではなく、あくまでも「どこからともなく」やってくるのです。だから、もったいないことをしていれば、あなたの家にも……。
真珠まりこ/作・絵
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おじいちゃんと散歩しながらわかったこと。
小さなぼくが不安な気持ちになると、いつもおまじないの言葉で助けてくれたおじいちゃん。生きていくためのしなやかな強さを育む、心にしみる絵本です。
いとうひろし/作・絵
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認知症のおばあさんとの交流を感動的に描く
公園で出会ったおばあさんは、ぼくたちを、亡くなった息子と間違えているようだった。お別れの日、ぼくたちはおばあさんの背中に「かあちゃん!」と叫んだ……。
西本鶏介/文
伊藤秀男/絵
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ぼくがのぞいた、おじいちゃんのくらし
隣町でひとりで暮らすおじいちゃんを訪れたぼく。どうしてぼくたちといっしょに暮らさないのかなって思っていたけれど、いろいろな人に出会ううちに、おじいちゃんの住む町のぬくもりに気がつきます。
野村たかあき/作・絵
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イギリスからきた愛情あふれる孫への絵手紙
1900年代初頭に、あるイギリス人男性が孫たちへ送り続けた1200通にものぼる絵手紙。それは、孫を楽しませ、励まし、新しい知識をもたらした、たいせつな宝物。家族の絆を深める、真心の絵手紙集。
ヘンリー・ソーンヒル卿/絵
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スー・ローソン/文
キャロライン・マガール/絵
柳田邦男/訳
みんなのおばあちゃんとは、ちょっとちがうけれど…
自分のことを忘れてしまったおばあちゃん。「でも、いいんだ。おばあちゃんは、おばあちゃんだから……」。認知症である祖母への少年の愛情が、短い言葉の間からあふれる、感動的な絵本です。「高齢化社会へのみごとな贈り物」と作家の柳田邦男氏が絶賛し、翻訳しました。
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毎日つぎはぎを楽しむ、ひとり暮らしのおばあさん。
ある日思いついた素敵な計画から、どんどん夢広がっていきます。
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メム・フォックス/作
ジュリー・ビバス/絵
日野原重明/訳
おばあちゃんの記憶をさがす小さな男の子。
「きおくって、なに?」ウィルぼうやはみんなに聞いて知ろうとします。歳をとって記憶が見つからなくなってしまった大好きなナンシーおばあちゃんの記憶をさがすためでした。
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ドミニク・マルシャン/文
アルブレヒト・リスラー/絵
木本 栄/訳
魔法使いにかなえてほしい願いはたった一つ。
住む家もない老人についてくる子犬。パンを分け合い、話を聞かせていると、その子犬は魔法使いであることをつげます。老人が願ったことは、子犬にとって……。
おすすめの絵本
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江頭路子/作
お気に入りのマフラー巻いて、帽子にてぶくろ、ブーツをはいて、じゅんびできたよ、いってきまーす。
雪がいちめんに降ったある日、おさんぽで出会ったのは、どんな音? 冬のつめたい空気や透明感がみずみずしいタッチで描き出されます。雪の日が待ち遠しくなる絵本。
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山形明美/作
きょうはうれしいクリスマス。ペンギン親子が、プレゼントのおかいものにでかけます。
さがしものがたくさん! クリスマスまでにぜんぶ見つけられるかな?
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中川ひろたか/文
はたこうしろう/絵
愛犬バニラと友だちのプリンちゃんと雪山でスキーを楽しむショコラちゃん。ところが大きな雪玉がゴロゴロと追いかけてきて……!
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ディック・ブルーナ/作 舟崎靖子/訳
50周年を記念して出版された、世界じゅうの子どもたちのクリスマスを見守ってきたブルーナの絵本。イエス・キリストの誕生の物語を通して、クリスマスのほんとうの意味をやさしく伝えます。
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庄野ナホコ/作
マグロに憧れる、ねこのルッキオとフリフリ。大家さんから「クリスマス」のことを聞いて、マグロの缶詰がもらえるようにと、クリスマスツリーを飾るのですが……。
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アネット・チゾン、タラス・テイラー/作
やましたはるお/訳
ツリーにするモミの木を切りにきたバーバパパ。ところが、その木は動物たちのたいせつなすみかだったのです。そこでパパは大変身、すてきな解決法を見つけます。
季節の絵本
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江頭路子/作
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パイヴィ・アレニウス/作
末延弘子/訳
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あべ弘士/作
