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(ほろほろ鳥)6月の編集後記

いま絵本新人賞の選考が佳境を迎えていますが、新人賞に応募されるメリットは、賞を取ることだけではありません。今月刊行した『ルッキオとフリフリ 大きなスイカ』は、選からもれましたが、読んだ者に強いインパクトを与える作品でした。それがご縁となって担当者との長い「熟成期間」を経て満を持しての刊行となりました。ぜひ、本屋さんで手に取って見て頂ければ、このふしぎなインパクトを共有していただけると思います。さて、長らくご愛読いただいている『講談社 絵本通信』ですが、この形での更新は、これが最後。スマホからも見やすく、SNSやツィッターなどとも連動して大幅に、リニューアルします。今よりもっと、こまめに情報発信できるようになります。またリニューアルを記念してプレゼント企画もありますので、ぜひぜひチェックをよろしく御願いします。(ほろほろ鳥)

 
次回は2014年7月31日更新予定です。
 
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イラスト/高島尚子

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決定版 電車大集合1338点 クリックして下さい。本書の一部がご覧になれます。

のりものアルバム・シリーズ創刊25周年企画
『決定版 電車大集合1338点』
◆広田尚敬・広田 泉/写真
◆坂 正博/文
◆7月29日発売予定
◆対象年齢:幼児〜一般
のりもの/電車ファン/鉄道写真ファン
内容紹介
日本の鉄道をほぼすべて撮り下ろした!
大人も子ども夢中の鉄道写真集

ほとんどの男の子は、なぜだか乗り物が大好き。
乗り物の写真絵本は、絵本の中でも大きなジャンルになっています。

なかでも今年25周年を迎えた「のりものアルバム」は、累計841万部の隠れた超ベストセラーなのです。本作はその特別特大編。鉄道が大好きな子どもたち、そして大人の鉄道ファンの方へのプレゼントにぴったりの1冊です。
作者からのメッセージ
写真/広田尚敬さんからのメッセージ

お子さんにむけた絵本は、空想の世界を描いたものがほとんどです。
対して鉄道の写真絵本は現実の世界を切りとったもの。
それがお子さん、とくに男の子にとっては、宝物になります。

これは、鉄道という「現実」に、子どもたちが夢をふくらませてくれているからだと、わたしは思っています。

「現実」に夢をいだける、それはすばらしいことじゃないでしょうか。

今回、この『決定版 電車大集合1338点』を刊行するきっかけのひとつは、わたしも創刊にかかわった写真絵本シリーズ「のりものアルバム」が、今年で25周年をむかえたこと。
こんなにも長く続けることができたのは、かっこいい電車たちに夢を見る子どもたちがたくさんいたからにほかなりません。

その集大成、そしてこれからもかっこいい電車たちを撮り続けていくぞ!
という気持をこめて、1338点の鉄道写真すべてを、息子の泉といっしょに撮り下ろしました。
ぜひ、わたしたちといっしょに「夢」をご覧になってくださいね!

著者紹介
広田尚敬(ひろた なおたか)
1935年、東京生まれ。幼いころから「鉄道」に魅せられ、鉄道列車の写真を撮影し始める。学生時代に、日本の鉄道雑誌や、鉄道雑誌では最高峰といわれるアメリカのTRAINS誌に作品を発表する。1960年より、フリーランスの写真家として活躍し始め、自身の奮闘により、「現代の鉄道写真の世界」が確立された。「鉄道写真の神様」として、作品と人柄を慕われている。著書は150冊以上に及び、『魅惑の鉄道』(ジャパンタイムズ)はじめ、『永遠の蒸気機関車』(日本交通公社)、『撮った!国鉄全線二万三〇〇〇キロ』(講談社)、『電車の写真家』(岩波書店)など多数。近刊に『蒸気機関車たち』(ネコ・パブリッシング)がある。創刊時より参画した《のりものアルバム》シリーズ(講談社)は、氏の「電車の顔や姿にこだわった」写真が子どもたちに好評を博し、2006年で創刊25周年を迎える大ベストセラーシリーズとなっている。神奈川県在住。

広田 泉(ひろた いずみ)
1969年、広田尚敬氏の次男として東京に生まれる。幼いころから、スピード感あふれる電車に興味を抱く。父の鉄道撮影に同行して手ほどきを受けた「鉄道写真」歴は、満35年を数える。2002年より、フリーランスの写真家として活動。独特の感性と天性の色彩感覚で注目されている。また、カメラやレンズの解説も独自の切り口で手がける。著書は、近年刊行されている《のりものアルバム》が中心。千葉県在住。
父・尚敬氏との〈ふたりホームページ〉の『鉄道写真.COM』には、「広田尚敬の鉄道コラム」や「広田泉の携帯撮影日記」など、評判のコーナーがあります。

坂 正博(さか まさひろ)
1949年、兵庫に生まれる。実際の「鉄道」を目で見ることをモットーに取材・出版する「ジェー・アール・アール」の編集担当者として、日本全国をくまなく取材し、『JR電車編成表』『JR気動車客車編成表』『列車編成席番表』『普通列車編成表』などのユニークな年刊本・季刊本を手がけている。鉄道書籍に幅広く参画・執筆中。
担当者のうちあけ話
 ほんとうに、写真の広田尚敬氏には、お世話になりました。世の中、電車がいっぱいあふれている中で、最初は絵空事のように「全国の電車を、一冊にまとめるんですよ」と言い募るだけの担当を、どうやらこれなら、発売日に間に合いそうといえるまでにこられたのは、先生のおかげです。もちろん、最初から、作っては壊す連続の編集作業を匠の技で仕上げてくれた、鎌田達也さん。「近鉄は似てるんだよね」といいながら、「材料全部送って」と、1両1両の車形を調べ、あらゆる電車を網羅すべく配列し直していただいた、文章の坂正博さん。新婚そうそう、連日の校閲作業に当たっていただいた校閲部青木青年以下、スタッフの皆さま。共同印刷の篠島由香里さん、製版ご担当の皆さま。ありがとうございます。いよいよ、発売です。ぜひ、ぜひお手にとって、このできたての『決定版 電車大集合1338点』をお買い求めください。(おいら)

「鉄道写真 二本のレールが語ること 広田尚敬・広田泉写真展」
『決定版 電車大集合1338点』のカメラマン、広田尚敬・広田泉親子が、7月27日(木)〜8月29日(火)、東京・品川のキヤノンギャラリーSにて「鉄道写真 二本のレールが語ること 広田尚敬・広田泉写真展」を開催します。
7月29日(土)に行われる記念講演会は、25周年を迎えた「のりものアルバム」シリーズの制作秘話や、鉄道写真をうまく撮るコツなど、広田親子の話を直接聞くことのできる貴重なトークショーです。一般のファン向け、電車好きのお子様と保護者の方向けの2部に分かれていますので、お好きなほうにご参加ください。(若)

↓詳しくはこちらをご覧下さい。
http://cweb.canon.jp/s-tower/floor/1f/gallery/hirota/index.html

広田尚敬・広田泉公式ホームページ
「鉄道写真.com」

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おしゃべりねこの グリグリグロシャ 講談社の翻訳絵本
『おしゃべりねこの グリグリグロシャ』
◆パスカル・エステロン/作
◆石津ちひろ/訳
◆読みきかせ:4歳から ひとり読み:小学低から
声に出して読んでみよう
内容紹介
グリグリグロシャは、ちょっと太ったおしゃべりねこ。
となりの家から南の島まで、世界中に友だちがいるから、いろんなおはなしをしてくれます。

グラフィカルな絵と、大胆なおはなしの展開が楽しい、ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞に輝いた、アーティスティックな絵本!
作者からのメッセージ
訳/石津ちひろさんからのメッセージ

フランス語の絵本『おしゃべりねこの グリグリグロシャ』に出会ったのは、いまから7年ほど前のこと。荒井良二さんと作ったなぞなぞの本がボローニャで絵本賞をいただいたとき、大賞を受けたのが迫力たっぷりのこの絵本だったのです。
表紙の画面いっぱいに描かれた猫のりりしい姿(うちの飼い猫にそっくりです)とその目つきに、つよく引きつけられました。いつかこの絵本を訳せたら……と願ってはいたのですが、まさか本当に訳せることになるとは!
韻を踏んだり、ゴロ合わせをしたり……と言葉遊びが盛りだくさんのフランス語をおおいに楽しみながら(同時にちょっぴり苦労しながら)訳しました。原書の持つ魅力が、読者の方たちにぞんぶんに伝わることを願っています。
著者紹介
パスカル・エステロン(Pascale Estellon)
夫と2人の子どもとともにパリに暮らす。パリのエコール・ブールにおいてインテリアを学んだのち、1984年に、イラストレーターとしてのキャリアをスタートさせる。イラストレーターの仕事を子どもたちにも知ってほしいという気持ちから、絵本の仕事を多く手がけている。『おしゃべりねこの グリグリグロシャ』は、ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞を受賞した彼女の代表作。

石津ちひろ(いしづ ちひろ)
1953年、愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)で1999年にボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(小社)で2001年に日本絵本賞を受賞。『しりとりあいうえお』(偕成社)、『ことばあそびえほん』(のら書店)などの作品がある。また、翻訳絵本に『くつがあったらなにをする?』(福音館書店)、〈リサとガスパール〉シリーズ(ブロンズ新社)などがある。
担当者のうちあけ話
 この絵本(原著:フランス語)の魅力は文とビジュアルの2本立てです。
というと、あたりまえじゃん、絵本なんだから、と言われそうですが、これがどっちもユニークという点で、群を抜いているのです。
まず、インパクトのあるビジュアルに心を奪われました。見開きごとにまったく違う書体やデザイン、イラストと一体の手描きの文字など楽しい趣向が満載で、巻末には「おめん」もつくという、「おぬし、なかなかやるな」の展開なのです。
デザインが見開きごとにバンバン変わる→言い方を変えるなら、統一感がない(!)のには理由がある、ということを、石津さんからいただいた訳を読んで、ほどなく合点したのであります。つまり、文の内容そのものが見開き完結、つまりつながっていない、つまりバラバラだったのです。でもそれだけじゃあありません。韻を踏んだり、ゴロ合わせをしていて、声に出して読むと楽しい文になっているそうで(もちろん石津さんに教えていただきました)、やっぱり「おぬし、なかなかやるな」なのです。
主人公のグリグリグロシャは、最初に挨拶するだけで、彼に関わるいろいろな動物が次々と登場し、好き勝手な話が繰り広げられていきます。その“勝手”な感じ、そしてその雰囲気を存分に表現したビジュアルが、みごとなまでの連携で、この絵本の完成度を高めているのです。
原書の空気を日本語版でもうまく伝えるために、まず、翻訳者の石津さんからいただいた原稿を声に出して読みながら、デザイナーにどう依頼するかをじーーーーーっと考えました。が、結局手ぶらのままデザイナーの城所氏のところへ行き、「なんとかよろしくです」とお願いしてきたのであります。
毎回この原稿を書くたび、苦労をことさら強調してきましたが、こんどばかりは苦労したのはワタシじゃありません。翻訳者の石津さんはもちろんですが、今回はデザインの果たした功績も非常に大きいので、デザイナーの城所潤さん(初登場?)を、この場を借りてご紹介する次第です。
ところで、巻末についている「おめん」ですが、本文の内容とはあまり(というかほとんど)関係ありませんので、あしからずご了承ください。耳の輪ゴム通しの穴と、目の位置は、うちの子豚2号(人間です)の顔に合わせました。これも、あしからずご了承ください。(チ)
関連図書
あした うちに ねこが くるの それは ひ・み・つ
にっこりねこ こねこの プティ
パフパフ おやすみのキッス
テーブルの したには ふしぎが いっぱい ペローのろばの皮
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新装版 むぎわらぼうし 講談社の創作絵本
『新装版 むぎわらぼうし』
◆竹下文子/作
◆いせ ひでこ/絵
◆読みきかせ:3歳から ひとり読み:小学低から
夏に読みたい/海の絵本
内容紹介
ぼうしの中には、まだ夏がある。
みんなで遊んだ、あの海が……。
「絵本にっぽん賞」を受賞、「よい絵本」にも選定された名作童話絵本を、新装版で!
作者からのメッセージ
作/竹下文子さんからのメッセージ

『むぎわらぼうし』が最初に出版されたのは1985年。もう21年もまえになるんですね。
「いせさんブルー」とひそかに心の中で呼んでいる青い色は、わたしの子どもの頃の記憶と混じり合い、今では本当にこの家に住んでいた気さえしています。
さるすべりの花を見るたび、わたしは「るるこ」に戻り、破れてしまった麦わら帽子や、やり残した夏休みの宿題のことなど、ちょっぴりほろ苦く思い出すのです。

絵/いせ ひでこさんからのメッセージ

8歳のころ、海でおぼれて死にそこなった。
以来たっぷりの水のそばに近づくことができなくなり、体育のプールでさえパニックになった(もちろん今でも浮かない泳げない)。
私の封印した海のひきだしを、竹下さんの原稿が開けてくれた。
潮の香をかいだだけで恐怖心でいっぱいだったが、七つの海辺を取材し(ひざまで海にはいれた!)、壁にむかって何度もむぎわらぼうしを深くかぶっては、ひかりのくさりを探した。

少女の夏がぼうしのやぶれめからでていってしまった。
海のにおい、波の音、風のいたずら、ひかりの温度。
かたちのない記憶は切ないくらいに愛しかった。
昨日はもう今日じゃないことを知ってしまったおとなたちにも、もういちど手渡したい「むぎわらぼうしの中の夏」。
著者紹介
竹下文子(たけした ふみこ)
1957年、福岡県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。デビュー作の童話集『星とトランペット』(ブッキングより復刊)で野間児童文芸推奨作品賞を受賞。その後、1996年に「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞を受賞するなど、絵本・童話の作品を多数発表している。

伊勢英子(いせ ひでこ)
1949年、北海道生まれ。東京芸術大学デザイン科卒業。『雲のてんらん会』(講談社)、『はくちょう』(内田麟太郎・文、講談社)、『絵描き』(理論社)などの絵本の制作と、展覧会を通した精力的な表現をおこなう。エッセイに『ふたりのゴッホ ゴッホと賢治37年の心の軌跡』(新潮社)など。
担当者のうちあけ話
 この絵本が絶版になっていることが、ずっと気になっていました。むぎわらぼうしの編み目からこぼれるように、夏がどこかへ行ってしまう。それをせつなく感じる瞬間を、まわりの空気といっしょに、まるごと描いてしまったような絵本なのです。その空気は、きっと小さいころに、自分のまわりにもあったような……。『むぎわらぼうし』を読むと、何かがもう少しで思い出せそうな、不思議な感じにさせてくれます。この絵本をもう一度世に出すお手伝いができて、うれしいです。(若)
関連図書
新装版 雲のてんらん会 はくちょう
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