講談社絵本通信-講談社の絵本情報満載 毎月25日頃更新 twitter講談社BOOK倶楽部絵本が当たる!メルマガ登録はこちら
あたらしい本 最近でた本 今月のおすすめ 本をさがす
絵本新人賞 イベント情報 読み聞かせ 人気シリーズ
立ち読み 遊んでみよう 知育アルバム 連載
今月のおすすめ
「にじいろのさかな」
今月の新刊
ようちえんの おひめさま
ルッキオとフリフリ おおきなスイカ
ようちえんの おひめさま ルッキオとフリフリ おおきなスイカ
オチビサンの ひみつの はらっぱ
ちいさなタグは おおいそがし
オチビサンの ひみつの はらっぱ ちいさなタグは おおいそがし
クジラにあいたいときは
全国訪問おはなし隊 絵本の読みきかせガイドブック DVD付き
クジラにあいたいときは 全国訪問おはなし隊 絵本の読みきかせガイドブック DVD付き
2歳のどれ? クイズ たべもの
3歳のなあに? クイズ たべもの
2歳のどれ? クイズ たべもの 3歳のなあに? クイズ たべもの
じぶんでつくる シールえほん きょうりゅう
恐竜100
じぶんでつくる シールえほん きょうりゅう 恐竜100
 
絵本通信のいちおし
WEB水族館
佐々木さんの生き物どーこだ
田中六大の新米父さん危機一髪
もったいないばあさんの部屋
100万回生きたねこの部屋
にじいろのさかなの部屋
立ち読みコーナーはこちら
読み聞かせランキングはこちら
 

(ほろほろ鳥)6月の編集後記

いま絵本新人賞の選考が佳境を迎えていますが、新人賞に応募されるメリットは、賞を取ることだけではありません。今月刊行した『ルッキオとフリフリ 大きなスイカ』は、選からもれましたが、読んだ者に強いインパクトを与える作品でした。それがご縁となって担当者との長い「熟成期間」を経て満を持しての刊行となりました。ぜひ、本屋さんで手に取って見て頂ければ、このふしぎなインパクトを共有していただけると思います。さて、長らくご愛読いただいている『講談社 絵本通信』ですが、この形での更新は、これが最後。スマホからも見やすく、SNSやツィッターなどとも連動して大幅に、リニューアルします。今よりもっと、こまめに情報発信できるようになります。またリニューアルを記念してプレゼント企画もありますので、ぜひぜひチェックをよろしく御願いします。(ほろほろ鳥)

 
次回は2014年7月31日更新予定です。
 
おすすめラインナップ
FlashPlayerが最新ではありません。

本サイトをご利用頂く為にはFlashPlayer8以上が必要です。
下記のサイトから最新のFlashPlayerをインストールしてください。

最新のFlashPlayerをインストール
●クリックすると、そのページにジャンプします。

講談社子どもの本通信 dandan
おはなし隊
twitter
でんせつのきょだいあんまんをはこべ レビュー大募集
第32回講談社絵本新人賞受賞作『ぼくと おおはしくん』刊行記念 デビュー日記連載中!
生きているのがつらいと思っているきみへのメッセージ

イラスト/高島尚子

flashplayer このサイトの一部のコンテンツでは、Macromedia Flash Player7以上が必要です。左のバナーのリンクから無償にてダウンロード可能です。
クリックして下さい。本書の一部がご覧になれます。

『もったいないばあさんと 考えよう 世界のこと』
◆真珠まりこ/作・絵
◆対象年齢:小学校中学年から
地球の問題を考える/親子で読みたい本
DVDも発売中!
『もったいないばあさんと 考えよう 世界のこと』
◆収録時間 約71分(DISC1:約42分、DISC2:約19分、付録DISC:約10分)
◆発売元 2009「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」製作委員会
◆お問い合わせは、販売元の株式会社モーニングまで。TEL 011-241-2220

地球の問題と厳しい環境で暮らす世界の子どもたちの現状、そしてそれらの問題が私たちの暮らしとどのようにつながっているのかをわかりやすく伝えるDVD。
作者・真珠まりこと、もったいないばあさんが、命の大切さを伝える「もったいない」という言葉のメッセージと共に語りかけます。
TV番組とDVD「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」の撮影のため、インドを訪れたときの記録ブログ・インドロケ日記に、番組の内容ともったいないばあさんからのメッセージがくわしく書かれています。ぜひご一読ください。
インドロケ日記 - 真珠まりこのブログ

文科省選定作品
内容紹介
「もったいない」っていうことは、命を大切にするということなんじゃよ——。
『もったいないばあさん』の作者が子どもたちに語る、
地球の問題と世界の子どもたちのお話
作者からのメッセージ
・作/真珠まりこさんからのメッセージ

著者紹介
真珠まりこ(しんじゅ まりこ)
絵本作家。神戸生まれ、神戸女学院大学卒。夫のアメリカ転勤にともない、1994年から2年間ニューヨークで過ごし、パーソンズデザイン学校で学ぶ。1998年、デビュー作「A Pumpkin Story」がアメリカで出版される。同書は2000年に『かぼちゃものがたり』(学習研究社)として日本でも出版された。2004年、「もったいないってどういう意味?」と息子に聞かれたことがきっかけで作った絵本『もったいないばあさん』(講談社)がベストセラーになる。同書と『もったいないばあさんがくるよ!』(講談社)で、「けんぶち絵本の里大賞」を2年連続受賞。2008年には、「もったいないばあさんのワールドレポート展」を開催するなど、活動の幅を広げている。
担当者のうちあけ話
「もったいないって、どういう意味?」4歳の息子さんにそう聞かれたことがきっかけで、真珠まりこさんが作った絵本が『もったいないばあさん』でした。
 そして、9歳になった息子さんの「ああ、ぼくは日本人でよかった」という言葉がきっかけになったのが、「もったいないばあさんのワールドレポート展」という展示会であり、『もったいないばあさんと 考えよう 世界のこと』という本なのです。
 世界の子どもたちを描いたイラストや、もったいないばあさんといっしょに、読者の子どもたちに語りかけるように、世界と地球の問題を説明していきます。絵本作家の、『もったいないばあさん』の作者の、真珠まりこさんだからこそできた本。そう感じています。(若)
関連図書
ページの先頭へ
『まんま』
講談社の幼児えほん
『ねんね』
◆さこももみ/作
◆対象年齢:1歳半ごろから
初めての読みきかせ、語りかけに/寝かしつけの絵本
内容紹介
「おばけがくるから、ねんねはいや」という、まみちゃんのところに、ほんとにおばけの子がやってきた! でもだいじょうぶ。おばけもママといっしょにねんねしたよ。安心しておやすみ。かわいい寝かしつけの絵本。
作者からのメッセージ
・作/さこももみさんからのメッセージ

 いつまでも起きていたいけど、いつまでも寝ていたい……矛盾するようですが、それって幸せな証拠かもしれません。
 わが家の長男はいつまでも起きて遊んでいたいタイプ、娘はいつでもどこでもぐっすり眠れるタイプ。「おふとんには、ネムイネムイ神様が住んでいる」とよく言っていました。親子4人で布団をならべて寝ていた時期は、今思えば本当に短かった気がします。でも、今でもお盆やお正月に祖父母の実家に帰省する時は同じ部屋に親子で寝ることになり、それはわたしのひそかな楽しみでもあります。親にとって子どもの寝顔は、いくつになっても天使です。
 どこかなつかしく、とってもかわいい装幀で仕上げていただいたセキユリヲさんに感謝いたします。
著者紹介
さこももみ
1961年東京都生まれ。東京学芸大学美術教育学科卒業。小学校教員を経て、イラストレーターに。幼児ものから大人向けまで、雑誌、書籍、企業のWEB等で幅広く活動中。おもな作品に『イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ』(講談社)、『へんしん! ぱんやさん』(教育画劇)、『こんなときってなんていう?』シリーズ(たかてらかよ/作 ひかりのくに)、『麦わら帽子のヘイナとフェルト靴のトッス』シリーズ(シニッカ・ノポラ&ティーナ・ノポラ/作 末延弘子/訳 講談社青い鳥文庫)など。
担当者のうちあけ話
 子どもが赤ちゃんのころ、いちばんの悩みだったのが「寝かしつけ」。ベッドで寝ない我が子を抱いて、結局24時間抱っこという時期もありました。でも、今では寝しなの読みきかせがいちばん楽しい時間です。1日2冊と決めて寝室へ持っていきます。
 この絵本には、子どもの怖がるキャラクター(おばけ、鬼、オオカミ)が登場しますが、どのキャラクターにもパパやママがいて、人間の子と同じように「ねんね」することがわかり、安心して眠れるように描かれています。メインの対象読者は、2歳〜2歳半くらいかと思いますが、「寝かしつけ」に苦しむお父さん、お母さんにも、寝るまえの読みきかせを楽しむお父さん、お母さんにも、活用していただける1冊になればと思います。(K)
関連図書
ページの先頭へ
『まんま』
講談社の幼児えほん
『まんま』
◆さこももみ/作
◆対象年齢:1歳半ごろから
初めての読みきかせ、語りかけに/食事のしつけに/食べる楽しさを伝えたい
内容紹介
おいしそうな、まんま。でも、おばけちゃんたら、手づかみで、おててがべとべとよ。スプーンとフォークでたべるのよ。まみちゃんが教えてあげました。でも、あれれ? まみちゃんも……!? ママも赤ちゃんも食事の時間が待ち遠しくなる、ごはんの絵本です。
作者からのメッセージ
・作/さこももみさんからのメッセージ

 子どもが小さいときほど、食事には気をつかいますよね。ところが、好き嫌いがあって食も細い子は、周囲から心配され、おかあさんもションボリです。じつはわたしもそうでした。
 そんな心配を取り除いてくれたのは幼稚園でした。「食事は薬ではありません。楽しく食べることがいちばんです。大人になる頃にはいろんなものを食べるようになります。だいじょうぶですよ」そう言ってもらって、一気に気が楽になったのを思い出します。おかあさんが楽になると食事も楽しくなります。やがて本当に先生の言うとおり、高校生になるとウマ並みに食べるようになりました! あの心配はいったいなんだったのでしょう。
「だいじょうぶだよ」と言ってもらうことは親にとっても大きな救いですね。
著者紹介
さこももみ
1961年東京都生まれ。東京学芸大学美術教育学科卒業。小学校教員を経て、イラストレーターに。幼児ものから大人向けまで、雑誌、書籍、企業のWEB等で幅広く活動中。おもな作品に『イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ』(講談社)『へんしん! ぱんやさん』(教育画劇)、『こんなときってなんていう?』シリーズ(たかてらかよ/作 ひかりのくに)、『麦わら帽子のヘイナとフェルト靴のトッス』シリーズ(シニッカ・ノポラ&ティーナ・ノポラ/作 末延弘子/訳 講談社青い鳥文庫)など。
担当者のうちあけ話
 この絵本には、とてもかわいい幼児用ワンプレートディッシュが出てきます。登場するキャラクターを形どって、おばけちゃんをおにぎりで、鬼ちゃんをお野菜で、オオカミちゃんをハンバーグで作ったスペシャルメニューです。そしてその作り方が見返しに載っているのですが、なんと! 天一書房日吉店の児童書ご担当Sさんが、そのメニューを実際に作ってくださいました! すごーい!そっくりー! とさこさんもわたしも感動! このたび、作り方のアドバイスつきでご紹介させていただきます! 皆様、ぜひ絵本とくらべて見てください! Sさん、ありがとうございました!! (K)
Sさんからのコメント&アドバイス!
「まんま」のご飯が可愛かったので、実際に作ってみました。
絵本と同じものが食べられるのはうれしいですね。
発売は7月なので、イチゴの替わりにスイカやリンゴ(うさぎ切り)でも。
おおかみくんの目をマヨネーズとゴマで作っているのですが、黒目が小さくて怖い顔になってしまうので、のりを丸く小さく切ると良いかもしれません。
おばけちゃんおにぎりが目立つように、レタスを敷いてみました。
飾りはナルトです。
関連図書
ページの先頭へ
『バロチェの なつやすみ』
世界の絵本
『バロチェの なつやすみ』
◆イヴォンヌ・ヤハテンベルフ/作
◆野坂悦子/訳
◆対象年齢:5歳から
旅行にもっていきたい絵本/夏のお昼寝の読み聞かせに
内容紹介
なつやすみ、車で旅行に出かけたバロチェと家族。ところが大変、渋滞です。それが昼間だったのに夜まで動かないような、すごい渋滞。そこでの出会いが、バロチェのなつやすみをすてきなものにしてくれました、というおはなしです。
作者からのメッセージ
・訳/野坂悦子さんからのメッセージ

困ったとき、人にたよらず、まず自分で解決策を見つけようとするバロチェ。その「個」の強さに、子ども時代の私が重なります。このお話ではバロチェが、夏休みの旅行に行くことになります。しかも行く先は外国です。「むこうで友だち、できるかな?」と、バロチェはすこし心配そう。そして途中で、違う言葉を話す男の子と出会うのです。「友だちがほしい」という強い願いのまえに、言葉の壁などありません。夕焼け空のもと、バロチェと男の子がかけっこをしている場面を見たとき、子どもだったときの喜びがよみがえり、あの空にとんでかえりたくなりました。「しらないくにの ともだち」と出会い、すぐになかよくなる方法をみつけたバロチェだったら、日本でも、きっとやっていけるでしょう!
著者紹介
イヴォンヌ・ヤハテンベルフ(Yvonne Jagtenberg)
オランダ・ティルブルフ生まれ。アルネムの芸術学校を卒業後、2001年に作絵ともに手がけた『とくべつな いちにち』を、『ぼくのウサギ』を2002年に発表。オランダ国内で数々の賞を受け、日本でも『とくべつな いちにち』が2006年青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(低学年の部)に選ばれている。また、絵本のほかに、子ども用家具やテキスタイルのデザインも手がけている。
野坂悦子(のざか えつこ)
東京生まれ。1985年にオランダに渡り、フランスを経て1990年に帰国。『おじいちゃん わすれないよ』(金の星社)で第50回産経児童出版文化賞大賞を受賞。ヤハテンベルフの作品に加え、『ちいさなあかちゃん、こんにちは! 未熟児ってなあに』(講談社)、『かえるでよかった─マックス・ベルジュイスの生涯と仕事』(セーラー出版)などの翻訳作品がある。また、「紙芝居文化の会」海外担当として、各地で講座や講演活動をつづけている。
担当者のうちあけ話
 こんな展開、ちょっと期待しますよね、大人だって。しかし、これはことばが通じない相手、なのです。これを乗り越えられるのは子どもの力だ、という気もします。
 イヴォンヌ・ヤハテンベルフの絵本は、どれも日常の設定のなかに、ちょっとヘンなところがあるのが魅力だと、私は思っています。だって、昼間から、日が落ちるまで、まったく動かない渋滞なんてないでしょ、普通。でも、表現したいことがきわだっているんですね、その“ヘンな部分”のために。
 この作品は、前任者(ス)が、異動前の最後の仕事として仕上げたものです。私が引き継ぐことになりました。この著者の魅力を、これからもうまく伝えられるよう、努めていきたいと思います。(チ)
関連図書
ページの先頭へ
『山に木を植えました』
『山に木を植えました』
◆スギヤマカナヨ/作
◆畠山重篤/監修
◆対象年齢:5歳ごろから
自然と食べ物のお話/食育絵本/「環境」について考える
内容紹介
山に木を植えると、やがて森が形成されます。
森で生まれた養分はとおい旅のはてに海へと注ぎ、魚のえさとなるプランクトンの生長を促します。
そうしてプランクトンを育んだ豊かな海は、多くの恵みを私たちに与えてくれるのです。森・川・海の連関、さらには人と生き物のつながりを、愛らしく美しいイラストで綴りました。
作者からのメッセージ
・作/スギヤマカナヨさんからのメッセージ

「木を植える」。今や周知の環境活動のひとつです。でも、なぜ、木を植えることがいいのでしょうか?今から8年前、畠山重篤さんの『漁師さんの森づくり』の挿絵を描かせて頂くことになり、初めて「フルボ酸鉄」の存在を知りました。まさに目から鱗! 森と海の関係、そしてそれを取り巻くあらゆる生態系、みんな地球の家族のようにつながっているのです。それは私たちも然り。木を植えるという行為が海までつながっていくように、食べる、洗う、買う、さまざまな行為がいろんな形で他の生態系とつながっています。
今回『漁師さんの森づくり』を小さな人たちにむけて、という思いで、弟分を作らせて頂きました。どうか私たちが少しでもいい地球の家族になっていけますように!
著者紹介
スギヤマカナヨ
静岡県三島市生まれ。東京学芸大学初等科美術卒業。『ペンギンの本』(講談社)で講談社出版文化賞受賞。作品に『K・スギャーマ博士の動物図鑑』『K・スギャーマ博士の植物図鑑』(絵本館)、『ゾウの本』『ネコの本』『てがみはすてきなおくりもの』(講談社)、『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』『やっぱり犬がほしい』(アリス館)、『ぼくだけのこと』(理論社)、『すきすきぼうし』(福音館書店)、『てんとうむしさんちのただいま』『わくわくへんしんハウス』(理論社)、『みぢかなしぜん はな』『みぢかなしぜん やさい・くだもの』『みぢかなしぜん くさ・き』『みぢかなしぜん いきもの』(教育画劇)、『うんこいってきます!』(佼成出版社)他多数。
畠山重篤(はたけやま しげあつ)
1943年中国・上海生まれ。宮城県で牡蠣・帆立の養殖業を営む。「牡蠣の森を慕う会」代表。1989年より「森は海の恋人」を合言葉に植林活動を続ける。一方、子どもたちを海に招き、体験学習を行っている。京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。『漁師さんの森づくり』(講談社)で小学館児童出版文化賞・産経児童出版文化賞、『日本<汽水>紀行』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。児童書に『カキじいさんとしげぼう』(講談社)、その他の著書に『森は海の恋人』『リアスの海辺から』『牡蠣礼讃』(文藝春秋)がある。
担当者のうちあけ話
毎年6月第一週の日曜日に、気仙沼湾を見下ろす室根の山に大漁旗がひるがえります。
気仙沼湾で牡蠣の養殖業を営む畠山重篤さんらが山に木を植えはじめてから、今年で20年。
豊かな生態系を守るために、森と川と海のつながりを大切にしていこう――。畠山さんが提唱する「森は海の恋人」運動を、これからの未来を担う子どもたちにもっともっと知ってもらおうと思って、この絵本を作りました。
著者のスギヤマカナヨさんはほんとうに子どもたちが大好きなので、打ち合わせではつぎつぎと楽しいアイデアが出てきます。
そんなわけで今回、表紙を開いた見返しのところに「フルボさんすごろく」も付けました。親子一緒にすごろくで遊びながら、地球の環境のことを考えていただけたらうれしいです。(やま)
関連図書
ページの先頭へ
『チーのなまえ』
講談社の創作絵本
『チーのなまえ』
◆こなみかなた/作
◆読み聞かせ:3歳から ひとり読み:5歳から
外でたくさん遊んできたあとに/いきものがすきな子への読み聞かせに
内容紹介
「モーニング」に好評連載中のマンガ「チーズスイートホーム」から生まれた絵本です。4月からアニメーションも放送中(月〜金 朝6:40〜6:45テレビ東京系列全国ネット)、の話題作。この絵本では、迷子の子ねこになまえがついて飼い猫として家族になり、男の子となかよくなっていくようすが、温かくえがかれています。
作者からのメッセージ
・作/こなみかなたさんからのメッセージ

チーの初めての絵本になります。ご家族で楽しんでいただけたらうれしいです。
著者紹介
こなみかなた
長野県生まれ。蟹座O型。1982年に『ブチねこジャムジャム』でデビュー。現在は、「BE・LOVE」にて『ふくふくふにゃ〜ん』、「モーニング」にて『チーズスイートホーム』が大好評連載中。
担当者のうちあけ話
とにかく子ねこチーのしぐさがかわいい! ちょっぴりいばりんぼうでマイペースなところが、ホントにたまりません。原作コミックでは山田家にきたばかりの頃、ときどきふっと、わかれてしまったお母さんねこを思い出していたチー。でもいまや自分がねこということをすっかり忘れ、ヨウヘイと兄弟のように毎日を過ごしています。
「モーニング」は基本的にお父さんの読むマンガ雑誌ですが、「チーズスイートホーム」の掲載号は、ご家族で読めます! アニメも放送中(テレビ東京系列にて毎週月〜金 朝6:40〜6:45)ですので、ちょっと早起きして見てくださいね! (横)
関連図書
ページの先頭へ
『決定版 夢をそだてる スポーツ感動・名場面101』
『決定版 夢をそだてる スポーツ感動名場面101』
◆西田善夫/監修
◆対象年齢:小学校中学年から
親子で読む/スポーツに興味をもっているお子さんに
内容紹介
オリンピック、ワールドカップ、甲子園……なぜ、スポーツは人々の胸を熱くさせるのでしょう。長い期間、身を削って努力してきた選手たちがのぞむ、やり直しのきかない真剣勝負。はっきりとわかれる明暗。そこにある夢、努力、フェアプレー、スポーツマンシップ、チームワーク、敗北から学ぶこと。そんなエピソードを101話、迫力のある写真と豊富なイラスト・図版で生き生きと紹介します。スポーツを通じてたいせつなことをお子様に伝えられる本です。
監修者紹介
西田善夫(にしだ よしお)
1958年、NHK入局後、各種のスポーツ実況を担当。「スポーツアワー」、「サンデースポーツ」等のメインキャスターを務める。その後、NHK解説委員を経て、鹿屋体育大学、立教大学などの教授を歴任。1998年から2002年まで横浜国際総合競技場の初代場長。現在も、講演、評論活動等、スポーツにかかわるさまざまな仕事に従事。おもな著書に『スポーツが面白くなる見方』(講談社)、『スポーツと言葉〜スポーツで知る、人を動かす言葉』(体育とスポーツ出版社)などがある。
担当者のうちあけ話
 わたしは、たしかにこの本の担当者ではあるのですが、この本の原稿が4分の3ほどできあがったところで、留学の為、後を部長のNさんに託して出かけてしまいました。そしてもどってきたら魔法のように本が出来あがっていたため、なんとなく一読者のような気持ちがぬけません。後で聞いたら、もちろんそんな魔法か「こびとのくつや」みたいなことがあるわけもなく、Nさんが新入社員の弓引き童子くんと、編集プロダクションのエイジャの方々と一緒に、まるで運動部の合宿のような状態で校了をしたと聞き、かたじけない気持ちでいっぱいです。でも、そのおかげで、たいがい校了した後には、それが面白いのか、そうじゃないのか判断がつかなくなるのが普通なのですが、文章が客観的にながめられました。ぜったい面白い!
 この本でわたしは3回泣きました。ウラヌスとバロン西の話、柔道の篠原とドイエの交流、ヨットのラース兄弟の話。ぜひ立ち読みでも良いので、この本を手に取ってみてください。かならずあなたの思い出の話、涙をそそる話に出会って、きっと止まらなくなることと思います。そしてぜひ、それを子どもたちと共有したいって思うはずです。(ほろほろ鳥)
『決定版 夢をそだてる スポーツ感動名場面101』
アンケート結果発表

『決定版 夢をそだてる スポーツ感動・名場面101』10月25日の〆切でHP講談社絵本通信でおこなった『決定版 夢をそだてる スポーツ感動名場面101』アンケートにたくさんの方にご協力いただき、どうもありがとうございました! また、北京オリンピック直前の7月末におこなわれた講談社青い鳥文庫夏まつり会場でも同じアンケートをおこないました。ご協力くださった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。
書き込みには、もりあがった北京オリンピックでの熱闘や、身近なスポーツの思い出、歴史的な名場面など、みなさん熱い思いをこめて書いていただきました。
 その中でもとくに心に打ったエピソードと、両方のアンケートを合算したベスト3をご紹介いたします。
さて、どんな選手、どんな名場面が登場しますでしょうか? あなたの心の名場面と重ねあわせてぜひご覧になってください。

●わたしのすきなスポーツ選手ベスト3
1位 北島康介(競泳)
2位 イチロー(野球)
3位 浅田真央(フィギュアスケート)・谷亮子(柔道)

●北京オリンピックで注目する(した)競技ベスト3
1位 競泳
2位 バレーボール
3位 野球

●北京オリンピックで注目する(した)選手
1位 北島康介(競泳)
2位 谷亮子(柔道)
3位 野口みずき(マラソン)・上野由岐子(ソフトボール)・栗原恵(バレーボール)

●わたしのスポーツ感動名場面ベスト3
1位 荒川静、イナバウアーで金メダル(フィギュアスケート/トリノオリンピック)
2位 北島康介 「ちょーきもちいい」金メダル(競泳/アテネオリンピック)
3位 女子ソフトボール日本代表 金メダル(ソフトボール/北京オリンピック) 

● わたしのスポーツ感動・名場面〈エピソード〉
ロサンゼルスオリンピックの柔道の山下泰裕選手です。決勝までの試合で足を痛めながらも決勝で押さえ込み一本勝ちをおさめた勇姿に当時中学2年であったわたくしは思わず涙しました。決勝の相手のラシュワン選手が山下選手の痛めた足を攻撃しなかったことも日本の美の精神に相通ずるところがあり、あっぱれと思いました。私の人生まだ38年そこそこですが、後にも先にもこのときが一番感動しました。柔道の精神は人生いたるところに通用すると思います。
(宮城県 男性)

日本中が盛りあがった、1998年の長野オリンピック。スキージャンプ団体戦の原田選手は忘れられません。リレハンメルオリンピックの失敗を胸に抱えて挑んだ、1本目のジャッンプが失敗。どうなることかと思った2本目の、大ジャンプ! 当時私は高校生で、授業中、みんながジャンプの結果にソワソワしていました。先生の目を盗んでラジオ中継を聞いていた子から、“原田 1本目 失敗”のメモの後に、“原田 2本目 137メートル!!”と書かれたメモが回って来た時は、授業中なのを忘れてみんなで盛り上がってしまいました。努力と気持ちの強さが結果を出すと実感した瞬間でした。
(東京都 女性)

サッカー男子日本代表 初のワールドカップ出場を決めた試合!! 岡野〜っ!! という感じでした。
(宮城県 女性)

サッカーW杯アメリカ大会アジア予選 日本VSイラク「ドーハの悲劇」
テレビの前で自分の時間が止まったという初めての経験だった。今でも忘れられない。
(千葉県 女性)

此の度の北京オリンピックの女子ソフトの決勝戦。
これは感動しました。胸が熱くなりました。涙がこぼれました。よくぞ頑張ってくれました。一生忘れません。
(山口県 男性)

駅伝です。もう20年近く前になりますが、私の親戚が小さい頃から陸上をやっていました。走れば必ず優勝すると言っていいほど、早く走る人で、幼心にとてもすごいお兄ちゃんというイメージがありました。高校に入ってからは、おもに駅伝で走るようになり、高校駅伝も、箱根駅伝も素晴らしい成績を残しました。
しかしながら、そんな親戚にも、スランプの時期があって、大学を卒業してからしばらくの間、自分の走りを保つことができませんでした。
そんな時期を乗り越えての四国駅伝で、万年最下位状態のチームを見事に優勝に導きました。
何人も追い抜いて、ゴールのテープを走り切った直後、監督に「やっと自分の走りができました」と言った親戚の言葉に、感動と尊敬の気持ちでいっぱいになりました。
(東京都 女性)

(北京オリンピックでの/編集部注)北島康介の平泳100m決勝のターン後の泳ぎ。
力強く、伸びを最大限に生かし、焦ることなく泳いでいるすがた。
水泳をやっている人だけでなく、すべての人に感動を与えたと思う。
(神奈川県 女性)

2006年サッカーワールドカップ イタリアチーム優勝! PKの時のピルロがカンナバーロにもたれかかって 最終キッカーのグロッソの優勝を決めるシュートを見守っていたシーン。 涙が止まりませんでした! あとは カンナバーロがまるで何人もいるかのように いろんなところに出没していて、「カンナバーリ」と呼んでいました。 (イタリア語で複数を意味する)。 それからチーム全体でほぼ全ての選手がシュートを決めたことなど! ユヴェントスの降格など暗いニュースの中、とにかく最高の勝利でした。
(神奈川県 男性)

昨年の夏、全国高校野球県大会の決勝戦のあと、10歳の頃から30年間、野球一筋に生きてきた息子が、優勝監督として、生徒達から胴上げされている姿を観て、胸が熱くなり、嬉しいはずなのに涙が溢れてきて、うれし涙という言葉を実感しました。
(千葉県 男性)

ワールドベースボールクラシック決勝戦。諦めないことで神がかり的な優勝を勝ち得たことに大きな感動をおぼえました。
(広島県 男性)

※ ここで、エピソード紹介させて頂いた方10名と抽選でえらばれた方10名には、『決定版 夢をそだてる スポーツ感動名場面101』をお送りします。

スポーツの感動や思い出、夢がぎっしりつまった
『決定版 夢をそだてる スポーツ感動名場面101』絶賛発売中です!
関連図書
ページの先頭へ
このページへのリンクについて / 講談社へのお問い合わせ / 講談社のプライバシーポリシー
Mail / おはなし隊