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全国訪問おはなし隊 絵本の読みきかせガイドブック DVD付き
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(ほろほろ鳥)6月の編集後記

いま絵本新人賞の選考が佳境を迎えていますが、新人賞に応募されるメリットは、賞を取ることだけではありません。今月刊行した『ルッキオとフリフリ 大きなスイカ』は、選からもれましたが、読んだ者に強いインパクトを与える作品でした。それがご縁となって担当者との長い「熟成期間」を経て満を持しての刊行となりました。ぜひ、本屋さんで手に取って見て頂ければ、このふしぎなインパクトを共有していただけると思います。さて、長らくご愛読いただいている『講談社 絵本通信』ですが、この形での更新は、これが最後。スマホからも見やすく、SNSやツィッターなどとも連動して大幅に、リニューアルします。今よりもっと、こまめに情報発信できるようになります。またリニューアルを記念してプレゼント企画もありますので、ぜひぜひチェックをよろしく御願いします。(ほろほろ鳥)

 
次回は2014年7月31日更新予定です。
 
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新連載 パパとママの読み聞かせ日記 ─おうちで絵本を読んでみた!─

読みきかせは、親と子のコミュニケーション。子どもの心と言葉を育てます。
「パパとママの読み聞かせ日記─おうちで絵本を読んでみた!─」では、読み聞かせ会とはひと味ちがう家庭での読み聞かせの様子をレポートしています。みなさまからのアイデア、投稿も随時募集中です!


最終回 2010年8月25日
読む人
聞く人
父 ほろほろ鳥 娘 まーちゃん 5歳
娘の関心を惹こうとしているが、いつも妻に惨敗。兄弟も従兄弟も男ばかりの中で育ったので、乙女心や乙女ちっくなものが苦手。 お父さんに絵本を読んでもらうのは、お母さんがいそがしくて相手をしてくれないときか、寝ているときと決めている。プリキュアが大好き。

うちの娘は、とってもこわがり。
どのくらいこわがりか、ディズニーランドのアトラクションでいうと、『モンスターズインク』でさえ、怖くて泣いちゃうくらい。いや、この例え、かえってわかりにくいですね。わっ、と大きな声を出して驚かしたりすると、大泣きしてしまう、そんなタイプの子なのです。(つい、そんなイタズラをして何度、妻になじられたことでしょう。)
でも、それなのに、おばけのお話は大好きなのです。

7月○日
『おばけとモモちゃん』娘が、昼に読むおばけ絵本の定番は、前にもこのコーナーで紹介したことのある『めっきらもっきら どおん どん』(福音館)ですが、夜、寝る前に読むのは、べつの本が良いみたい。そこで今日は、『おばけとモモちゃん』(松谷みよ子/作 武田美穂/絵 講談社)を読み聞かせしてみました。
この絵本の主人公のモモちゃんは、ちっともおばけをこわがりません。それどころか、10円もっておばけを買いにいこうとお店を探し歩くくらい勇気のある女の子。それに腹をたてた、おばけたちは、ドドーンと「おばけや」を作ります。この「おばけや」の絵がなんとも良い感じに怖いので、娘は一瞬、「ひっ」となるのですが、つぎつぎ出てくるおばけを、モモちゃんがやりこめてしまうのが、おもしろくてならない様子。

読み終わったあと、お話の最後についている、モモちゃんとおばけとおままごとしている絵をうらやましそうに眺めているので、「まーちゃんも、おばけ買いに行く?」ときくと、「あのね、お父さん、おばけなんて、ほんとうにはいないんだよ。」とむきになって、おこられてしまいました。はい、そうですね。からかった、お父さんが悪かった。

7月△日
つい娘をからかってしまう私ですが、じつは同じぐらい年の頃には、娘に輪をかけた怖がりでした。(なぜだか、小学3年生からちっとも怖くなくなってしまいましたが……。)娘を見ていると、当時のこわかった気持をまざまざと思い出します。それで、今日の読みきかせにとりあげたのは、『こわいドン』(武田美穂/作 理論社)。この本は、そんなこわがりやさんの気持をすごく捉えた絵本です。
子どものころって、たとえばカーテンのかげや、ちょっとしたみしっという音から、頭のなかにオバケを作りだしてしまうんですよね。そんなデティールが描ける作者の武田美穂さんも、きっとたいへんなこわがりだったにちがいありません。
この話のクライマックスは、怖さの限界を超えた主人公が変身するところ。娘もぐいぐい引き込まれていきます。
そして、そのラスト、オバケたちが退散したあとに、主人公の男の子が「なきすぎて、めがいたい」というところが実にいい。
娘も主人公といっしょに、ほっとしたみたい。気がつくと眠りにおちていました。

8月×日
『バケミちゃん』おくはらゆめさんの新刊、『バケミちゃん』(講談社)は、おばけもののなかでもちょっと異彩を放っています。なんせ関西弁で話すオバケなのです。しかも夜にゴミ捨て場でものをひろってくるのが趣味……。
わが家では、娘だけでなく息子も妻も、おくはらゆめさんの大ファンなので、待ってましたという感じで、みんなに読みきかせ。かわいらしくもあるのですが、とくに最初の方は迫力のある絵だし、夜のゴミ捨て場というシチュエーションもあり、娘の発想だと、「もう怖い」ということになりそうなのですが、母さん、兄さんといっしょなら安心です。
読んでいて面白いのは、オバケの「ええもんひろった〜」という繰り返し出てくるセリフ。ここで必ず笑いがとれるので、声の出し方の工夫のしがいがあります。
それに、このバケミちゃん、ちょっとイジワルなところのあるキャラなので、そこがまたなんとも面白い。
自社の本なので、我田引水ではありますが、ほんとうに「ええほん、みつけた〜」という感じ。今後わが家の読みきかせの定番のひとつになることと思います。

さて1年間連載を続けてきました『パパとママの読みきかせ日記』ですが、今回で一区切り。次回からは、編集者ではなく、絵本作家さんたちのご家庭での読みきかせの連載を始めます。絵本の作り手たちは、どんな風に読みきかせをしているのか、私たちも今から興味津々です。どうぞご期待ください。ここまでのご愛読どうもありがとうございました。(ほろほろ鳥)
バックナンバー
最終回 2010年8月25日
第11回 2010年7月26日
第10回 2010年6月25日
第9回 2010年5月25日
第8回 2010年4月26日
第7回 2010年3月25日
第6回 2010年2月25日
第5回 2010年1月25日
第4回 2009年12月25日
第3回 2009年11月25日
第2回 2009年10月26日
第1回 2009年9月25日

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