読み聞かせのコツ 第2回 『よみきかせ日本昔話 わらしべちょうじゃ』の場合

新連載 おはなし隊の読みきかせ 読み聞かせのコツ

講談社では日本全国、津々浦々に絵本を積んだバスで訪問し、読みきかせする、「全国訪問おはなし隊」という活動をおこなっています。
この連載は、その読みきかせのもようをお知らせしつつ、読みきかせのワンポイントアドバイスをお蔵だしいたします。実物の本を見ながら読んでいただくと、よりよくわかると思います。
ぜひ、身近なところでお話し会をされる方や、保育園、幼稚園、小学校などにいって読みきかせボランティアをされるときなどの参考にしてくださいね。
第2回 『よみきかせ日本昔話 わらしべちょうじゃ』の場合


『よみきかせ日本昔話 わらしべちょうじゃ』 『よみきかせ日本昔話 わらしべちょうじゃ』

◆石崎洋司/文 西村敏雄/絵
◆対象:3、4歳から

「わらしべちょうじゃ」は、貧しい男が1本のわらを次々といろいろなものに取り替えて、最後はお大尽になるおはなし。
導入部分を除くと、1回の交換につき2見開きから3見開きで、次々に展開していきます。

ひとつひとつのエピソードがまとまって理解できるように、「わら→みかん」「みかん→反物」などのお話の切れ目は、少し間を空けるとよいでしょう。

絵の中に描かれている「時間」も、前半は朝から夕方になり、最後は年単位になっています。読み手の大人は、ちょっと注目してください。

主人公の男は、毎回、持っているものを気前よく人にあげてしまいます。聞き手の子どもたちに、その気持ちよさをわかってもらい、彼を応援しながら聞いてくれると、最後の場面が、よりハッピーな印象で終えられます。読み手の大人が、そういう気分で読むだけで、子どもたちも同じ気分で聞いてくれると思います。
(講談社読書推進部・渡辺裕己子/記)
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★ 全国をまわって読み聞かせをしている「おはなし隊」では2014年8月、岩手県と香川県の訪問先を募集中! お申し込みの締め切りは5月12日(月)です。ご興味のある方は以下のアドレスをご参照ください。お早めに!
おはなし隊

おはなし隊の読みきかせ ワンポイントアドバンス 「読みきかせ会」を主催されている方、また開いてみたい方必読の情報! おはなし隊が「読みきかせ」の秘訣をお教えいたします。

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