読み聞かせのコツ 第14回 『どろんこ! どろんこ!』の場合

新連載 おはなし隊の読みきかせ 読み聞かせのコツ

講談社では日本全国、津々浦々に絵本を積んだバスで訪問し、読みきかせする、「全国訪問おはなし隊」という活動をおこなっています。
この連載は、その読みきかせのもようをお知らせしつつ、読みきかせのワンポイントアドバイスをお蔵だしいたします。実物の本を見ながら読んでいただくと、よりよくわかると思います。
ぜひ、身近なところでお話し会をされる方や、保育園、幼稚園、小学校などにいって読みきかせボランティアをされるときなどの参考にしてくださいね。
第14回 『どろんこ! どろんこ!』の場合



 幼年からのおはなし会にぴったりの一冊です。夏休み、〃どろんこ〃になって遊びたい季節に、ぜひ読んであげてください。

 この絵本は、どうぶつたちが、ページ右側の「どろんこ」をくぐって、次のページに現れる、という繰り返しとなっています。どろんこをくぐったあとの変化が面白いところです。めくる動作を大切に読んでみてください。
「どろんこ」のページは、読み手もどっぷり「どろんこ」の中に浸かった気分で読みましょう。

(1)表紙をひらくと、見返しは一面〃どろんこ〃。ここをまず、たっぷり見てもらいましょう。子どもたちが、この絵本の世界にスムーズに入ることができます。

(2)トップバッターは、カエル。「どろんこ」を見つけて、思わず「ぴょーん」と飛び込みます。どろんこに、吸い込まれていくようですね。

(3)次の「どろんこ」のなかでは、「ちゃぽ ちゃぽ」は、ゆっくりとどろんこの感触を楽しむように読んでから、「ぴょーん」と飛んでいきましょう。緑色のカエルが、どろんこに染まっています。

(4)ネコも、イヌも、おのおの好きなように「どろんこ」を満喫していきます。

(5)ヘビが入っていくと……、

(6)いろいろな「どろんこ」好きの仲間が登場! 小さなドジョウさんも探してあげてください。

(7)「ぼくも、はいってます」。ここは、ちょっと考える間をとると楽しいですね。「黒い動物かな?」、とヒントを出してみます。当たらないときには、あまりじらさずにページをめくります。

(8)あべこべのパンダには、爆笑!

(9)おわりのページまで繰り返しを楽しんだら、「おつぎは だあれ?」としめくくります。「は〜い!」という、元気の良い手がたくさん上がると思います。

バックナンバー
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★ 全国をまわって読み聞かせをしている「おはなし隊」では2014年8月、岩手県と香川県の訪問先を募集中! お申し込みの締め切りは5月12日(月)です。ご興味のある方は以下のアドレスをご参照ください。お早めに!
おはなし隊

おはなし隊の読みきかせ ワンポイントアドバンス 「読みきかせ会」を主催されている方、また開いてみたい方必読の情報! おはなし隊が「読みきかせ」の秘訣をお教えいたします。

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