読み聞かせ
『ねこ どんなかお』の読み聞かせのコツ
子どもたちが大好きなねこを題材にした絵本。
ねこは身近な存在なので、子どもたちにもわかりやすく、すぐに絵本の世界に入り込んでくれます。
かわいいねこのいろいろな表情や動作、それにふりまわされる人との関わりが楽しい絵本です。
「ねこと遊んだことある?」「どんな顔してた?」など、読む前に子どもたちに声をかけてみましょう。
「灰色で、青い目だった」「しましまもいるよ」「かわいい顔してた」など、思いおもいの返事がかえってきます。
見返し部分を見て、あしあとに気付くと次々に声にだしていいます。
青いねこがおひるねしているところからはじまります。
「青かったのにいつの間にか赤くなってる!」
こどもは素直に反応してびっくりします。
かいじゅうみたい、という声も。
よだれをたらすところでは、「かお洗ったら~」と、突っ込みがはいります。
このころになるとリズムがわかってきて、短いセンテンスをまねてきます。
かおきたなすぎ。ねこはしりすぎ。
しゅくだいのところでは、「ガス?」「おなら?」と、ねこと同じかおをして訊いてきます。
ねこわらいすぎ。では一緒に大笑い。
「口がハートだ!」「どこ?」「のどちんこ」「のどちんこってどこ?」「ハートだよ (笑)」
こんなふうに、別の子どもたちが次々に応えてくれます。
ねこあつめすぎ。のところでは、青いねこを指さしてあげるとよいでしょう。
どこにいったかみつからない子も、安心します。
ねこふえてるやん! では、「結婚してる!」と、子どもたちも幸せそうな表情になります。
最後のうしろ姿では、たっぷり余韻を感じさせてあげてください。
そして、表紙と裏表紙がつながっていることに気付いた子どもたちのために、
2匹のねこをよくみせてあげてください。
背景が省略されているので、子どもたちにもとてもわかりやすくなっています。
ねこの表情や感情が色彩の変化で巧みに表現されています。
視覚的にも、耳からのリズムも軽快で、あっという間に、子どもたちも読み手も魅了されて、みんなでねこと同じ表情になっていく、楽しい絵本です。
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