読み聞かせ
![](/content/images/common/deco9.png)
『くまさん どこ?』の読み聞かせのコツ
とっても可愛いけど、突っ込みどころ満載。
とっても楽しく、それでいて最後はほっこりする絵本です。
表紙を見せて、タイトルを読んだところから、
子どもたちの突っ込みが始まります。
読み手は余裕を持って、素知らぬふりで読みすすめていきましょう。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/1.jpg&w=260)
しっかり表紙を見せてタイトル「くまさん どこ?」。
続いて作者名と訳者名を。
タイトルが「くまさん どこ?」となっていて、男の子のうしろに大きなくまさんらしきものがいるので、みんな一斉に「後ろー!」と大きな声で自然に指さしてくれます。
読み手はそれにあえて答えず、ページを進めていきます。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/2.jpg&w=260)
最初のページ。
ベッドで男の子が「くまさん どこ? どこ いっちゃったの?」とくまさんを探しています。
でも、絵の端っこにくまさんの手が……!
子どもたちはすぐに気づきます。みんなが見つけられるように、ゆっくりと絵を見せてあげましょう。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/3.jpg&w=260)
つぎのページでも、男の子はくまさんを探し続けます。
引き出しの中?
棚の上?
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/4.jpg&w=260)
大きなくまさんの姿がちらちら見えてるのに、気づかない男の子に、
子どもたちは必死に「後ろー!」「右ー!」「上ー!」なんて大声で指さして教えてくれるのです。
時には「何で気づかないの!?」とイライラしながら。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/5.jpg&w=260)
くまさんが見つからない男の子は、こんどは夜の庭にでます。
子どもたちにとっては、夜にひとりで外に出るのはちょっと怖いこと。
子どもたちも小さく息を吸い込む感じで緊張しています。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/6.jpg&w=260)
でも「くるまにも のってないね?」で、確かに車の中にはいないけど、
ん!? 車の上に!
子どもたちは「乗ってる!」とゲラゲラ。
ちょっと緊張のほどけるシーンですね。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/7.jpg&w=260)
お庭でも見つけられず、うなだれる男の子のすぐ後ろに大きなくまさん。
みんなもう突っ込みがとまりません。
「後ろー!!」
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/8.jpg&w=260)
「くまさーん どこに いるのーっ?」
男の子のきもちになって、少し大きな声で読みましょう。
くまさんの上に乗ってるのに、気づかないことに子どもたちは「下にいるやん!」と大爆笑。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/9.jpg&w=260)
そこで表紙と同じ絵が。
「ねえ、くまさん みなかった?」
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/10.jpg&w=260)
「え? どこ?」と子どもたちとの対話のように進みます。
もう大人も子どもも大笑い。
でも、男の子が探していたくまは……。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/11.jpg&w=260)
「あーっ、くまさん いた!」でみんなが思っていた大きなくまさんの姿が見えません。
子どもたちはあれ?
小さなぬいぐるみのくまさんに気づくまでゆっくりとページを見せてあげましょう。
見つけられない子どももいるので、しばらく見せてあげてからそっと指さしてあげてもいいですね。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/12.jpg&w=260)
子どもたちも「そっちかあ」なあんて笑いながら、すっきりとほっと安心顔。
![](/content/images/image_resize.php?path=//content/images/upload/read/kumasan/13.jpg&w=260)
くまさんのくまさんを探してあげてたんですね。
みんなでゲラゲラ笑いながらも、優しい気持ちになって おやすみなさい。
参加型の絵本のように、子どもたちと特別なやり取りする必要はないと思います。
子どもたちから自然にでてくる声を聞きつつも、そのまま読み進みましょう。
文字数は少ないですが、みんな、どの子もくまさんを見みつけたいので、ゆっくりと絵を見せてあげましょう。
表紙から終わりまで大盛り上がりの1冊です。
おやすみ絵本としてもおすすめですが、時に笑いすぎて眠れなくなるかもしれません……。
「絵本別」 読み聞かせのコツ バックナンバー
![](/content/images/common/deco10.png)
-
講談えほん 西行 鼓ヶ滝
-
ふとんが ふっとんだ
-
しろ と くろ
-
ぼくのくれよん
-
おおきな ものの すきな おうさま
-
もったいないばあさんの いただきます
-
まよなかのせおよぎ
-
ころころパンダ、ゆらゆらパンダ
-
どしゃぶり
-
りょうりを してはいけない なべ
-
パンダかぞえたいそう
-
くさをはむ
-
はやくちことばえほん ももも すももも
-
ねこです。
-
がんばれちびゴジラ
-
トコトコバス
-
くだもの ぱくっ
-
どすこいすしずもう
-
おすわりどうぞ
-
いっぺんやってみたかってん
-
かえるぴょん
-
じゃぶじゃぶ じゃぐちくん
-
おおきくなったら きみはなんになる?
-
たべもの だーれ?
-
りんごが コロコロ コロリンゴ
-
ねこってこんなふう?
-
くるみのなかには
-
いただきますの おつきさま
-
ほしじいたけ ほしばあたけ
-
ちゅうちゅうたこかいな
-
パンダ なりきりたいそう
-
まゆげちゃん
-
しょうぼうしの サルサさん
-
ねこの看護師 ラディ
-
ゆきみちさんぽ
-
おもちのきもち
-
パンダ ともだちたいそう
-
コロッケ できました
-
くまさん どこ?
-
バナーナ!
-
ピカゴロウ
-
うどん対ラーメン
-
ぞうちゃんと ねずみちゃん
-
はっきょい どーん
-
うめじいのたんじょうび
-
ぬいぐるみのミュー
-
おむすびころりん
-
だーれの おしり?
-
ケーキ やけました
-
でんごんでーす
-
アントンせんせい おでかけです
-
のりもの つみき
-
おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー
-
さんさんさんぽ
-
ももんが もんじろう
-
パンツはちきゅうをすくう
-
とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり
-
ふってきました
-
カッパも やっぱり キュウリでしょ?
-
ねこ どんなかお
-
パン どうぞ
-
てぶくろ
-
もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし
-
かけっこ かけっこ
-
びっくりはなび
-
ちいさなタグはおおいそがし
-
ブービーとすべりだい
-
イカになあれ
-
つかまえた!
-
ぼくだってウルトラマン
-
ん
-
ぴたっ!
-
おにぎりにんじゃ
-
ぼくたちの ピーナッツ
-
ハッピー ハロウィン!
-
ねこときどきらいおん
-
よわむしモンスターズ
-
どろんこ! どろんこ!
-
もぐもぐもぐ
-
アントンせんせい
-
ごとんごとん ごー!
-
りんごはいくつ?
-
かもとりごんべえ
-
つるのおんがえし
-
かさじぞう
-
さんまいのおふだ
-
へっこきよめさま
-
さるかにがっせん
-
うらしまたろう
-
わらしべちょうじゃ
-
いっすんぼうし