読み聞かせ
『くさをはむ』 の読み聞かせのコツ
のびやかな大自然を感じながら、気持ちが優しく穏やかになれる、春にピッタリの一冊。
「食べる」ではなく「はむ」という言葉が、より一層この絵本に表現されている大自然の優しさやおおらかさを感じさせてくれます。
広い高原に、シマウマたちが、ゆったり草を食べている様子を想像してから読み始めます。
「くさをはむ」が三回ありますが、間をとりながら読みます。
シマウマたちのいろいろな仕草や動作を伝えます。
その時に、わかりにくそうなら、指でどのシマウマのことか指しますが、この動作は大袈裟にならず最低限にそっと。
あさごはん くさ
ひるごはん くさ
ばんごはん くさ
こどもたちは、よくみています。
それぞれのごはんが同じ草でも、あさ、ひる、ばんと違うように読みます。
「ぼくのいきはくさのにおいがする」の台詞は、シマウマの「ぼく」になって、読みます。
聞いているお友だちも仲良しだとわかるように。
草ごっこをするページでは、一人で草ごっこをするから、空気を感じるように、草の気持ちになって読みます。
太陽に向かうページでは、力強く、そして気持ちをこめて、「ああ、ぼくってなんておいしそうなくさなんだ〜」と読みます。
かあさんの登場。
優しいおかあさんをイメージして読みます。
「くすぐったいなあ」も、嬉しそうに。
かあさんの歌の声は、明るく高く。
ぼくの歌の声は、「ぼく」になって、かあさんに習うように。
また、シマウマたちの動作や仕草のページ。
それぞれ丁寧に読みます。
ぼくらのいちにち
こんなかんじ
穏やかに、聞いている子供たちを意識して読みます。
短い5文字の文章の繰り返しが、とても心地よく感じられます。
これからの季節、子どもたちと一緒にシマウマになったり草になったりしながら、たくさん読んでくださいね!
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