読み聞かせ
『ゆきみちさんぽ』の読み聞かせのコツ
表紙をめくった見返しは、雪の絵です。
雪が降ってくるところからこの話は始まりますので、見返しもしっかり見せてください。
扉には、真っ白に降りつもった雪景色に驚いている女の子。
さあ、身支度をして外にでてみましょう。
この絵本には、擬態語がたくさん出てきます。その音をイメージして読んでいってください。
「さくさくさく」雪の上を歩く音、軽く歩く感じで読んでみましょう。
ゆきみちさんぽをすると、普段とは違う音に出会います。
「ぱさっぱさっぱさっ」「ぴとっぴとっぴとっ」なんのおと? と問いかけます。
答えは次のページにあるので、すぐにめくらず、子どもの反応を待ってみます。
小さい子には、音のでているものをちょっと指差すとわかりやすいですね。
子どもが想像できたら、ページをめくります。
途中で犬と出会い、一緒にあそぼうと雪玉を転がします。
「よいしょよいしょ」としっかり転がしましょう。
そしてページをめくり、できたのが雪だるまです。
「でーきたできた」と楽しそうに、作った雪だるまをよく見せてあげると、子どもたちもいろいろな事に気づくようです。
そして「しんしんしん」という静かな音。雪が降ってきました。
そのあと、女の子がくしゃみをして「さむい」というと「ざくざくざく」と静かな中に聞こえてくる音。
この音だけ次ページでも繰り返されます。
「なんのおと?」とちょっと不安げに問いかけると、ぼそぼそっと子ども達も小さな声。
ページをめくると「おかあさん!」やっぱり〜と安堵する子ども達の感じが伝わってきます。
ラストのページは雪だるまが1つ増えて2つ並んでいます。
雪だるまの手をみると、おかあさんと雪だるまを作って帰っていったようですね。
そして後ろの見返しもまた雪。
しんしんと降ってきたところで、静かに終わっていきます。
裏表紙の赤い椿の花も印象的です。
雪の中は馴染みのない子もいますが、普段と違う景色や音を想像してゆっくり読んでみましょう。
美しい絵と擬態語で情緒が広がります。
雪の中も散歩をしたくなりますね。
「絵本別」 読み聞かせのコツ バックナンバー
-
講談えほん 西行 鼓ヶ滝
-
ふとんが ふっとんだ
-
しろ と くろ
-
ぼくのくれよん
-
おおきな ものの すきな おうさま
-
もったいないばあさんの いただきます
-
まよなかのせおよぎ
-
ころころパンダ、ゆらゆらパンダ
-
どしゃぶり
-
りょうりを してはいけない なべ
-
パンダかぞえたいそう
-
くさをはむ
-
はやくちことばえほん ももも すももも
-
ねこです。
-
がんばれちびゴジラ
-
トコトコバス
-
くだもの ぱくっ
-
どすこいすしずもう
-
おすわりどうぞ
-
いっぺんやってみたかってん
-
かえるぴょん
-
じゃぶじゃぶ じゃぐちくん
-
おおきくなったら きみはなんになる?
-
たべもの だーれ?
-
りんごが コロコロ コロリンゴ
-
ねこってこんなふう?
-
くるみのなかには
-
いただきますの おつきさま
-
ほしじいたけ ほしばあたけ
-
ちゅうちゅうたこかいな
-
パンダ なりきりたいそう
-
まゆげちゃん
-
しょうぼうしの サルサさん
-
ねこの看護師 ラディ
-
ゆきみちさんぽ
-
おもちのきもち
-
パンダ ともだちたいそう
-
コロッケ できました
-
くまさん どこ?
-
バナーナ!
-
ピカゴロウ
-
うどん対ラーメン
-
ぞうちゃんと ねずみちゃん
-
はっきょい どーん
-
うめじいのたんじょうび
-
ぬいぐるみのミュー
-
おむすびころりん
-
だーれの おしり?
-
ケーキ やけました
-
でんごんでーす
-
アントンせんせい おでかけです
-
のりもの つみき
-
おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー
-
さんさんさんぽ
-
ももんが もんじろう
-
パンツはちきゅうをすくう
-
とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり
-
ふってきました
-
カッパも やっぱり キュウリでしょ?
-
ねこ どんなかお
-
パン どうぞ
-
てぶくろ
-
もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし
-
かけっこ かけっこ
-
びっくりはなび
-
ちいさなタグはおおいそがし
-
ブービーとすべりだい
-
イカになあれ
-
つかまえた!
-
ぼくだってウルトラマン
-
ん
-
ぴたっ!
-
おにぎりにんじゃ
-
ぼくたちの ピーナッツ
-
ハッピー ハロウィン!
-
ねこときどきらいおん
-
よわむしモンスターズ
-
どろんこ! どろんこ!
-
もぐもぐもぐ
-
アントンせんせい
-
ごとんごとん ごー!
-
りんごはいくつ?
-
かもとりごんべえ
-
つるのおんがえし
-
かさじぞう
-
さんまいのおふだ
-
へっこきよめさま
-
さるかにがっせん
-
うらしまたろう
-
わらしべちょうじゃ
-
いっすんぼうし