読み聞かせ

『かえるぴょん』 の読み聞かせのコツ

おはなし隊隊長 宝力美和隊長

池のなかのかえるが、葉っぱにぴょん、お庭にぴょん、お屋根にぴょん。
ぴょんぴょんとんで目指したのは……。
シンプルなお話と、おおらかな絵。ピュアな魅力にあふれる、梅雨時に読みたいカエルの本です。

表紙には「かえる!」と小さな子どももすぐわかるカエルが座っています。

表紙をめくると描かれているおたまじゃくしも、しっかり見せて、本文に入ります。

うすく描かれたイラストの中に、「おやおや いけのなかから だれかが みている」とあります。子どもにはちょっと問いかけるような気持ちで読みましょう。「かえるー!」とすぐ返事が返ってきます。

次のページでは、カエルの姿がはっきりわかります。「あっ!かえるだ!」と確認です。同時に描かれているアメンボも子どもの目を引きますので、ちょっと聞いてあげましょう。

そして、カエルが「いけからぴょん」と飛び出すので、かわいらしく跳ぶように「ぴょん」と跳ぶイメージで読んでいきます。

「はっぱにぴょん」「おにわにぴょん」とだんだん外に出ていきます。

次は、「おやねに ぴょーん」と大きく跳びます。読み方もここから大きく伸ばして屋根に飛ぶようにしてください。

さらに「てっとう」「くも」とだんだん高い場所に飛ぶので、「ぴょーん」も長めに伸ばして読むようにしていきましょう。

雲に着くと、カエルは準備体操、「イチ、ニ 1,2」と体を動かし、今までとはちょっと違う雰囲気で。

次のページで「とぶよ とぶよお」としっかりためて、「ヨーイ」と間をとってから、パッとめくって、

「おつきさまに ぴょ~ん」と思いっきり伸ばして、高く跳ぶ雰囲気をだしてみましょう。

次のページには言葉はありませんが、時間をとってゆっくり見せます。月の中に浮かぶカエルは、月にとどいたように感じられます。

しかし、次のページで、カエルが下に落ちるイラスト。「あらあら あと すこしで とどいたのに」と残念そうに読みましょう。

最後は「もとの いけに ぴょん」と静かに飛び込んで終わります。

言葉は少なく、説明もないので、カエルの行動をイメージして、間を大事に取って読んでみてください。特に小さな子どもが真似しやすい言葉で書かれているので、いっしょに「かえるぴょん」と読むのもいいでしょう。

裏表紙に、おもちゃのカエルの絵が描かれています。「しっぽが丸い」などと子どもがなにか言ったら、「おもちゃのカエルもぴょんと跳ぶよね」と、話をしてもいいですね。

「絵本別」 読み聞かせのコツ バックナンバー

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